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パリでの中国人権セミナー:法輪功に対する中共の迫害に関心を引き起こす

(明慧日本)2008年6月5日夜、大パリ地区Val-de-Marne省Fontenay-sous-Bois市で開催された中国の人権問題をテーマにしたセミナーでは、緑の党の市議数人とフランス華人団体の代表、および個人が出席して発言した。フランス法輪大法協会の責任者・唐漢竜さんも招かれ、法輪功および法輪功が1999年以来中国で受けてきた9年にわたる残酷な迫害を紹介した。

 今回の中国人権問題セミナーは大パリ地区緑の党の上院、Fontenay-sous-Bois市副市長・Laurence Abeille氏の発起による。その主旨は同市市民とフランス在住の一部の華人協会に交流の機会を与え、中国における人権の現状を理解することにある。今回のセミナに招かれて発言した人は、フランス法輪大法協会の責任者・唐漢竜さん、ベテラン記者、フランス国際ラジオ局中国語部の元主任・呉葆璋さん、及びフランス中国民主党主席・呉江さんである。

 司会は緑の党国際事務委員会の責任者・Sergio Coronadoさん。セミナ−ではかつて中国大陸マスメディアとフランス国際ラジオ局で記者として働いていた呉葆璋さんが、自分の体験と中国社会に対する観察から、中共の中国人民に対する鎮圧と虐待はやんだことがないこと、また中共の集中権益を守るために民衆を犠牲にして経ザ経済成長を取り替えたことについて発言した。彼は、中国は必ず徹底的に共産制度を放棄しなければならないと語った。

 唐漢竜さんは市民に法輪功、および1999年以来法輪功が中国で受けてきた9年にわたる残酷な迫害について紹介した。1999年に中共江沢民集団は法輪功学習者に対する迫害を発動し、中国大陸マスメディアを操ってデマを飛ばし、法輪功を罪に陥れた。そしてそれを鎮圧のための口実にして、そのデマを海外に広げた。

 セミナーに出席した市民の多くは中共の法輪功に対する迫害を知らず、人々は中共の暴行に驚愕した。ある年配の女性は唐漢竜さんの紹介を聞いた後、法輪功を学びたいと語った。

 また緑の党議員・Jean Desessard氏も発言し、華人がフランス人と同様に彼らの歴史、彼らの困難を述べることをとても嬉しく思った。彼はセミナーに出席した人々に中国の人権問題を述べ、特に法輪功の受けた迫害について述べた。なぜならまだとても多くの人がこのことを知らないからだ。

 かつて中国を旅行したある市民は、中国の印象を語るとき、中共当局の言論に対する制御、民衆に対する鎮圧と詐欺、またスパイを派遣して監視することが、やんだことはなく弱められたことがない、と語った。その一部の市民の体験によると、中国人は国内の政治について口をつぐみ、彼らはあえて何も言わない。なぜなら、彼らはいつでも周りの人に告発され、迫害されるかもしれないことを心配しているからだ。

 セミナー終了後、参加した一部の人は中国で起きている人権迫害の真相をほかの人にも伝え、同様なセミナーを開催できるように励ますと述べた。

 副市長・Laurence Abeille氏はまた市政府に対して、中国政府に人権改善を促すことを主旨とする、署名活動計画を通過させた。この署名活動は市全体で行われる。

 2008年6月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/25/180914.html