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台湾駐フランス代表:ヨーロッパ 衛星放送の早急の再開を呼びかけ(写真)

(明慧日本)米東時間の2008年6月16日午後6時頃、ヨーロッパ 衛星放送サービス(Eutelsat)W5経由の新唐人テレビのアジアエリアへの放送信号が突然中断した。ヨーロッパ 衛星放送サービスは「技術的故障」で現在解決中だとして、具体的な期間を明言していない。台湾駐フランス代表の呂慶龍氏は、ヨーロッパ 衛星放送サービスは早急に技術問題を解決し、すべての関連メディアが順調に放送できるようにと呼びかけた。

台湾駐フランス代表の呂慶龍氏

 新唐人テレビ局は4年前からヨーロッパ 衛星放送サービスの衛星W5の経由で、24時間態勢でニュースや娯楽番組を放送している。同衛星放送はヴォイス・オブ・アメリカ(VOA)にもサービスを提供しているが、6月17日、ヨーロッパ 衛星放送サービスでは、5つのサーバーのうち4つが故障し、復旧できる時期は予測できないとの通知が届いたという。

 放送衛星の早急の再開を呼びかけ

 呂慶龍氏は、新唐人テレビ局と希望の声ラジオ局は国際放送として、正当で、自由民主等の普遍的価値を提唱するサービスを行っている。更に多くの人が自由民主と人権を認識し理解すれば、我々の放送の内容と技術も益々レベルアップすることができる。だからより多くの人が受信できるように願っている、と語った。

 放送が中断されることによって中国大陸では1億以上の視聴者が影響を受けることについて、呂氏は、「中国大陸で1億以上の視聴者の支持を得ているということは、必ずその数に相応しい無視できない価値が潜んでいるに違いありません」。「我々すべては毎日グローバルに生活しており、外からの情報を吸収することは、呼吸することと同じようにごく自然なことであり、一人の視聴者として、衛生信号の中断が直ちに軌道に戻るよう希望します」と述べた。

 呂慶龍氏はヨーロッパ 衛星放送サービスに対して、「国際社会は交流し合うもので、国と地域を問わず、話題を共有し、みんなが一緒に分担し合い努力して問題解決すべきです。ヨーロッパ 衛星放送サービスサイドが一日も早く技術的な問題を克服し、すべてのメディアが正常に放送でき、視聴者たちも正常に受信できるように、心から願うものです」と語った。

 如実な報道は新鮮な空気を呼吸するがごとし

 1人の視聴者は、「新唐人テレビの放送を受信することができないことは、新鮮な空気で呼吸できないと同じことで、他のメディアが作ったニュースや歪曲した報道を見て、窒息しそうに感じるのです」という。上海の視聴者は、「我々中国大陸の民衆は、新唐人テレビ局の真実のニュース番組を見ることを渇望しています。もはや中国大陸では真実の情報を得ることができなくなっています。だから我々は新唐人テレビ局を支持するのです」と語った。

 もう1人の視聴者は、「 新唐人の番組は中国だけでなく、華人がいるところ世界中で受信できるように 望んでいます。新唐人の番組はすべて正当で真実しか報道しないという方針なので、中国で厖大な視聴者の支持を得ました。希望の声ラジオ放送も多くの聴衆の支持を得ています」と語った。

 中国共産党が真相を伝えるメディアを弾圧することを民衆が非難

 希望の声は広東の頼氏の発言を引用し、新唐人、希望の声、明慧放送の三つのメディアは事実に基づいた、中国大陸の真実の声を反映しているので、中国共産党は恐れ慄いている。大陸の民衆は、衛星放送の信号が切断された原因は、中国共産党がヨーロッパ 衛星放送サービスを買収し、共謀した結果だと疑いを持っている、という。

 頼さんは、「ヨーロッパ衛星放送サービスがわずかなお金のために、中国人民の自由を抑えるこの腐敗の強権に協力することは、全く自身を貶めることです。真相を明らかにすることが、私たちすべての民衆の混乱と非難をストップさせることなのです。大胆に真相を伝えるメディアができるだけ早く放送を正常に戻し、真相が中国のあまねく人々に伝わることを希望します」と述べた。

 2008年6月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/27/181035.html