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フランクフルトのパレードで法輪功は「人に勇気を与えた」(写真)

(明慧日本)(記者・楊思源)ドイツのフランクフルト大通りから雄壮な天国楽団の音が聞こえ、道路側の喫茶店にいた人々は次から次へと出てきて拍手をした。天国楽団だけではなく、ゆっくりと進行している花車の上には明るく美しい中国伝統衣装を身に着けた数人が、まろやかにゆっくりと功法を実演していた。花車の後は仙女の衣装を着た優美な中国伝統舞踊の演出で、隊列の最後は「中共の労働教養所」を描いた看板で、写実の油絵は残虐な拷問の場面が表現され、ドイツ人にとっては耳目を驚かすほど残虐な拷問場面となっている。

扇子の舞で、仙女達が明るく美しさを見せた

みんなの焦点が集まりカメラにおさめている

法輪功の真相資料を受け取る

法輪功隊列の最後、看板と写実の油絵で中共の法輪功修煉者への残酷な迫害を暴き出す



ヨーロッパの天国楽団がフランクフルトの大通りを行進、雄壮な音楽を演奏

美しい花車で法輪功修煉者が功法を実演

観衆達は法輪功に温かい拍手を送ってくれた

 2008年6月21日、ドイツ・フランクフルトの国際文化祭に参加した法輪功修煉者のパレードは、文化祭の10万人の観衆に中国の伝統文化のすばらしさを見せた上、現在、中国共産党の法輪功修煉者に対する迫害の実態をも知らせた。隊列の最後に「中国の豊富な文化は拷問と虐殺により被せられた」と横断幕で迫害を知らせた。

 天国楽団が通った時、観衆は音楽に合わせて拍手したり踊ったり、或いは静かに耳を傾けながら法輪功の真相資料を読む人もいた。またカメラを取り出して、天国楽団の雄姿、煉功チームの和やかな雰囲気、仙女チームの美しい舞踊を撮る人もいた。隊列の最後のブロック——移動する労働教養所が現れた時、最初人々はとても不思議で、どうしてこのような悲惨な場面が出てくるのかを理解できなかった。修煉者達の説明や真相資料を通じて彼らは理解でき、法輪功修煉者に大きな支持のサインを送った。

 法輪功団体がパレードに参加し、とても良い勇気を与えた

 アントさん(Ant)と息子は初めてパレードを見に来た、「この天国楽団はとても大きく、私はこれほど大きい楽団を見たことがない、信じられない。団員はグローバルで、見たところとても美しい絵のように、東洋人と西洋人が協調して演奏した」と法輪功修煉者の宣伝ビラを読み終わった後で、アントさんは語った。「法輪功を迫害することはとても悲しいことです。法輪功団体が今度の機会を利用して人々に迫害を暴露することはとても良い。人に勇気を与えると思います」とも述べた。

 アリムさん(Arim)と奥さんのガビ(Gabi)さんは、「天国楽団の演奏はとても良い、とても斬新で、とてもすばらしい、これらの曲が好きです」と語った。彼らは以前新聞で法輪功が中国で残酷な迫害を受け、甚だしきに至っては殺害されたりしたことを知っていて、中国の現状を考えて、まったくオリンピックを開催する資格がないと表明した。「法輪功パレードを観ることができてとても良かったです。中国には全く人権がない、向こうで人権が重視されない限り私達は中国に行きません」と語った。

 バトラン(Beatlangの)さんは仲間と同様にパレード中の法輪功団体が好きで、「以前、中国の法輪功への迫害を聞いたことがある。どこでも人を迫害するのは絶対駄目です。すべての人は自由に生活することができるべきです」と語った。

 あるフィリピンから来た女性は以前法輪功を知っていたが、フランクフルトでは初めて見たと話した。彼女の住所はフランクフルトから結構遠く、パレードに関して「とてもきれいで、私はすべて好きです、色彩が豊富でとてもすばらしい」と言った。彼女の友達はポルトガルから来た。彼は世界の中で、中国で何が発生しているのか、また中国の文化を理解することができとても良かったと表明した。

 また一部の観衆は去年の法輪功修煉者のパレードを見たことがあり、そして法輪功の隊列はますます壮観になったと語った。中国人の観客もすくなくなかった。驚いていた人もいれば、法輪功修煉者が説明した中共の法輪功に対する迫害、および中共関連組織を脱退した人が3千9百万人になったことを聞き自分も「三退」を(中国共産党の党、団、チームを脱退する)すると表明した人もいたと語った。楊さんと劉さん4人はこのような中国人と出会った。彼らは頻りに法輪功修煉者へ感謝の意を表わした。

 ヨーロッパ各地からの法輪功修煉者は更なる人が真相を知ることを期待

 天国楽団の構成員はヨーロッパ各地から来て、家族全員でベルギー、オランダからフランクフルトまで車で来る人もいれば、アイルランド、スペイン、フィンランド、スウェーデンの人もいた。10代、70代の人もいて、3〜4歳の子供を連れて参加する人もいた。

 ドイツからきた王さんは4歳の娘を連れていっしょにパレードに参加した。彼女が出演する時、娘は他の法輪功修煉者に世話をしてもらっていた。王さんは「他の親達は子供を連れて遊園地、水泳、舞踊学校に行ったりすると思う、あのような所は子供に対して役に立つと親は思って、子供も行きたがるが・・・。私にとっては、このような演出は大法のすばらしさを表現することができて、このような機会は大事です。だから私はほとんど毎回子供を連れて参加します。娘もたいへん喜んで、私と一緒に活動に参加するのが好きです」と語った。

 12歳の雨夏ちゃんはスウェーデンから来た。夏休みを利用してお父さんと一緒に天国楽団の公演に参加した。クラリネットを3時間あまり吹き続けて疲れないですかと尋ねられて、彼女は路上行進中に他の子供が木陰にいてアイスクリームを食べるのをを見て、ちょっと動じたが、しかしドイツに来てもっと多くの人に真相を知ってもらうことを思い出して、暑いとか疲れることかを感じなくなったと正直に話した。

 スイスのある保険会社に勤めるManuさんはかつて楽団で15年間、続けてトランペットを吹いた経験がある。天国楽団が創立されて、彼女は再びトランペットを吹き始めた。今回のフランクフルトのパレードに参加して、とても重要だと彼女が話した、「多くの人は音楽が好きで、私は音楽を通じて人に真相を知ってもらいたい。このパレードはたくさんの人が見ているため、そしてたくさんのメディア、中国からの観衆もいる。私はこの機会を利用してもっと多くの人が迫害の真相を理解し、この迫害を停止するよう助けてくれると期待している」と語った。

 中共の妨害は何にもならない

 主催者のランフトルさん(Gudrun Ranftl)は、「今度のフランクフルト中国領時館は今回ただ電話をかけて法輪功がパレードに参加するのかどうかを聞いただけでした。去年彼らは手紙を書いて、法輪功の悪口を言って、私達に法輪功の参加させないようにした。ドイツは自由民主の社会であり、私達に法輪功への参加を取り消す権力はありません」と事情を漏らした。

 彼女は「法輪功は毎年、参加していて人数も多いです。来年もし彼らがまた参加するならば、同様に問題がありません」と言った。

 2008年6月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/24/180872.html