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河北省:辛宝東さん、高淑英さん夫婦は再び迫害された

(明慧日本)2008年6月27日午前10時ごろ、河北省三河市国保大隊、ジ陽鎮派出所の警官数人は、法輪功修煉者・辛宝東さん、高淑英さん夫婦が借りている家に不法に侵入し、夫婦を連行した。その日の午後、家財が没収された。警官はパソコン、プリンター、衛星放送用アンテナなどを奪っただけでなく、個人の貯金、テレビさえ奪った。現在、辛宝東さんは三河市留置場に不法監禁され、高淑英さんは廊坊の思想改造施設に送られた。

 1999年、中共政権が法輪功を迫害して以来、辛宝東さん夫婦は、数回にわたって強制連行されたことがある。2000年11月末、辛さんは1年間不法に労働教養された。廊坊の万庄労働教養所に監禁され、毎日奴隷のように16時間以上過酷な労働を強いられ、肉体的、精神的に残酷な苦しみを受けた。

 2001年、辛さんは万庄労働教養所に監禁され、妻・高さんも留置場に連行された。高さんは抗議のため断食し、数日後に危篤状態に陥り釈放された。

 2002年3月、辛さんは労働教養所から出て3カ月後、何の理由もなく三河市公安局政保科長・楊殿方、副科長・劉迎秋らに連行された。警官らは辛さんが経営している店舗、住宅を不法捜索し、大法の書籍、掛図などを奪った。不法な逮捕状を書き、辛さんを留置場に送った。その中で受刑者は警官の指図で辛さんを殴り、9日間に肋骨8本を折った。その後、辛さんは危篤状態となり、北京通州263病院に送られた。公安局は家族の上告を恐れて、3万元を賠償し辛さんを無条件で釈放した。

 2003年正月過ぎ、警官は辛さん夫婦を連行しようとしたが、未遂に終わった。その後も夫婦は指名手配され、放浪生活を余儀なくされた。この大きなショックのため辛さんの年老いた母親が亡くなった。

 2005年7月21日午前10時ごろ、ジ陽鎮派出所副所長・馬志星は7人の警官を率いて辛さんの自宅に不法侵入し、辛さんを連行した。辛さんはその車から正念で脱出したが、警官は妻・高さんを留置場に連行した。病気で自立生活のできない父親が一人家に取り残された。

 7月25日午前、息子が無罪の母親を釈放するように求めに行ったが、警官は母親を釈放しないだけでなく、息子までも留置所場に入れ、15日間監禁した。自立生活のできない父親を介護する人はなく、父親は2005年8月7日に亡くなった。

 その後の数年、辛さん夫婦はやむを得ず放浪生活を続け、家があっても帰れず生活は困難をきたし苦しくて辛かった。現在、夫婦はまた連行され、2人の学校に通っている子供は生活費がない状態である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年7月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/4/181448.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/16/99006.html