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RapidTVNews:ユーテルサット社の放送中断事件について報道

(明慧日本)RapidTVNewsの7月13日付け報道によると、ヨーロッパのユーテルサット社が新唐人テレビの放送を中断したことが議論を巻き起こしているという。特に国境なき記者団は、ユーテルサット社が中国共産党に迎合したため、利益優先策として新唐人テレビの放送を中断した証拠を提供した。そして、新唐人テレビの放送再開を呼びかけている。

 ユーテルサット社は6月16日、技術に起因する故障のためW5衛星による新唐人テレビの放送を中断する、と発表した。周知の通り、法輪功を支持し、独立した視点で中共独裁体制を批判し続けてきた新唐人テレビ局は、中国共産党からすると指の中に刺されたトゲのような存在であった。

 マスコミ対する監督としても知られている国境なき記者団は、カナダのオタワ市で記者会見を行ない、国境なき記者団カナダ支部のKatherine Borlongan氏、新唐人テレビ局カナダ支社長の紹九将氏は共に、カナダとフランス政府および自由を愛するすべての人々に対して、ただちに新唐人テレビの中国向け放送を再開するよう協力を呼びかける文章を発表した。

 6月17日、W5衛星に技術的な問題があったため、検査が行われた。しかし、6月23日の電話による録音が事件の真相を示した。ユーテルサット社の総裁は、電話による会話の中で、「わが社のフランス執行役が新唐人テレビ局の放送中断を決断したものであり、現在、ユーテルサット社はさまざまな圧力や非難を世界中から受けている。特に、アメリカがユーテルサット社に対して、新たな圧力をかけている」と述べた。

 国境なき記者団は、ユーテルサット社の総裁Giuliano Berretta氏に対して、新唐人テレビの放送を再開するよう呼びかけた。呼びかけ書の中で、「もしユーテルサット社がただちに新唐人テレビの放送を再開しなければ、ユーテルサット社と契約しているすべてのマスコミは今後、その放送内容の如何によって、放送される番組が常に一方的な恣意によって放送されなくなる危険を追うことになる」と強調した。

 2008年7月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/17/182238.html