■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/07/21/mh220990.html 



華人の歌声、世界へ広がる(写真)
—新唐人テレビ「全世界華人声楽大会」アジア予選の盛況—

(明慧日本)第二回「全世界華人声楽大会」は2008年7月5日、台湾嘉義大学でアジア予選を行い、台湾各地からやってきた参加者は優雅な楽章を歌い、会場には柔和な歌声が響き渡った。一日中繰り広げられた混戦の後、会場の観客が暖かく見守る中、予選を通過した30人の優勝者は、8月のアメリカでの準決選へ参加し、華人の歌声を世界に広げていく。
「全世界華人声楽大会」アジア予選授賞式
「全世界華人声楽大会」アジア予選授賞式
「全世界華人声楽大会」参加者
「全世界華人声楽大会」参加者


 準決選に残った30人

 アジア予選結果、92人の参加者から30人が優勝し、準決選に進んだ。女子声楽組からは20人が優勝し、最も多かった。次は男子声楽組が7人、男子民族歌唱組は3人が優勝した。女子民族歌唱組は該当優勝者がなかった。優勝者は7月6日午後、「全世界華人声楽大会」アジア予選授賞式および音楽会で、アジア予選優勝賞状受賞後、会場の観客に最も素晴らしい歌声を披露した。

 「全世界華人声楽大会」の審判委員長である声楽家關貴敏氏は、度重なる練習は非常に大事なことと優勝者を励まし、声楽コンクールではテクニック以外、個人の修養と態度も非常に重視されていると話した。關氏は「歌は人を表したもの。人間は歌っているときはとても赤裸々で、歌はその人の心理状態を表すことになる。そして歌には国境がなく、声楽歌唱や、民族歌唱でも歌唱芸術界では区別がない。」と話した。
台湾馬英九総統から贈られた祝花
台湾各界官員から贈られた祝花
台湾各界官員から贈られた祝花
行政院劉兆玄院長からの祝電
内政部廖了以部長からの祝電
考試院姚嘉文院長からの祝電
江義雄、張嘉郡、趙麗雲、帥化民、朱鳳芝立法委員から無事成功のお祝い


 各界から声楽大会の無事成功を祝賀する

 2007年から2年続けて、アメリカ「神韻芸術団」が台湾各地で公演し、舞踊と歌唱で中華伝統文化を広げ、台湾各地に芸術ブームを起した。今回嘉義大学で行った声楽大会予選は、台湾各界に注目されていた。馬英九総統からはブーケが贈られ、大会の無事成功を祝賀した。行政院劉兆玄院長(日本の内閣総理に近似)、内政部(日本の総務省に相当する)廖了以部長、考試院(日本の人事院に相当)姚嘉文院長、外交部歐鴻練部長からもお祝いのブーケが贈られた。

 5日と6日の二日間、嘉義県政府や、議会、代表、組合、ガソリン会社と各地の官員から祝賀のメッセージや、ブーケなどが贈られ、嘉義大学はたくさんのブーケに囲まれ、会場には歓楽な雰囲気が溢れた。誰もが声楽大会は地方の一大事と思っていた。

 新唐人テレビが華人声楽を世界に広げたことに感謝する参加者

 声楽大会は民族歌唱組と声楽組に分け、中国伝統ソング、民族ソング、スタンダードソング、映画・ドラマのテーマソング、オペラや芸術ソングから参加曲を選曲できる。今回の参加者は西洋のスタンダードソング、中国芸術ソング、中国古典ソング、中国地方民謡、台湾民謡、客家民謡、そして台湾原住民ソングなどを選曲した。

オーストリアからの音楽教師・温素玉さん

 オーストリアから帰国し、国立芸術学院音楽科と合唱団の指導教師を担任している温素玉さんは優勝した喜びを表した。温さんは「この大会は世界の華人と一緒に中国芸術ソングを広げるチャンスである」と言い、「中国の声楽歌唱や、民族歌唱を世界というステージで披露することは、中国人にとって非常に有意義です。新唐人テレビが中国文化と、中国伝統芸術ソングの美しさ、中国伝統文化を世界に広げることは非常に素晴らしい」と話した。

台東中学の音楽教師・胡待明さんは原住民伝統音楽の保存に努力している。胡さんは「黄昏の歌」で原住民音楽の伝統の美しさを表現し、優勝した。

 台東中学の音楽教師・胡待明さんは合唱団を結成し、伝統音楽界で長く努力し、各部族を回り、各部族の音楽を収集し、伝統曲を創作することを研究している。胡さんは排湾族の伝統服装を身に纏い、戦闘の帽子を被って次のように話した。「新唐人テレビが開催する声楽大会は非常に有意義である。このような大会があるからこそ、各地の伝統音楽を世界に広げることが出来た。民族性を表すことは非常に大事です」と話した。

 声楽大会を開催した経験がある高雄港国際人材会創設者・荘美麗さんは学生を連れ、大会に参加した。荘さんは自らの経験から見て、今回の大会はここ数年台湾で最高の声楽大会であったと話した。「新唐人テレビが正統的な声楽を促進することに感服し、唐人の文化を大会を通して世界に広げることが大事だと思う」

 夫婦の邱碩堯さんと曾瓊瑩さんは同時に優勝したことを非常に喜んでいた。邱碩堯さんは、伝統芸術が好きな人に、表現できるステージを用意してくれた新唐人テレビに感謝していると話した。

 「全世界華人声楽大会」アジア予選授賞式および音楽会は無事終了し、準決選へと進んだ優勝者は、世界の芸術ステージとなるニューヨークに往き、純粋で素晴らしい歌声を披露する。

 2008年7月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/7/181639.html

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