日本明慧
■印刷版   

夢の中で見た、法を実証する最後の日の情景

(明慧日本)私は1998年から修煉を始めましたが、あまり修煉において精進しておらず、自分も大法のすばらしい一面を感じていませんでした。ただ、私の母が法輪功を修煉してから病気が治癒したのをこの目で確認し、しかも私の鼻炎も治りました。私はいつも、他空間の情景が見れたらいいなと思っていましたが、いつも見たことはなく、ただ夢で二回しか見たことがありませんでした。

 一回目は、迫害が始まる前に、私は夢の中で、自分はあるお寺の坊主で、他の坊主と一緒に外に走って行って、天井から光る法輪がはしごのように何重もかさなって天の向こうまで広がっていくのが見えました。夢から覚めて、師父は私に、大法を修煉することは天のはしごを登ることと同じである、と啓示を与えてくださったのだと思いました。

 数日前、もう一度、他空間の情景の夢を見ました。それは、法を実証する最後の日の情景でした。見るからに空は北極の光、オーロラのように光輝き、地上の人々はあわてていろいろな所に走り回ったり、ぼおっとして立っていたりしました。ちょうどこのとき、空のかなたから大きな音がすべての空間に響き渡りました。音は、法を実証することが終わったので、大法弟子は皆円満成就するため、ある山に集まって師父に会う、という内容でした。私は自分も法を読んだし、煉功もしているし、真相も何人かに伝えたし、何人が脱党に応じてくれたし、さらに正念も発していました(いつも意識ははっきりしていませんでしたが)。私も大法弟子だろうと思って行きました。

 知らないうちに、私は山に着きました。しかし、師父には会えませんでした。でも心の中で、師父は山の頂上におられると分かっていました。上を見上げると、山の向こうは、まさに『転法輪』の中にあるように、天目を開く状態と同じで、空はピンク色のようで一層一層と突き破って開いていく状態でした。花がきれいに一瞬して開くように非常に美しかったのです。この時、空から、万古なる天のドアはここから開く、と声が聞こえ、99層、999層、9999層というように、絶えず空が突き破って開いていきました。さらに、山を見ると木も草もなく、非常に登りづらかったのです。私は大法弟子なので、一生懸命に山を登っていきました。上に行くと、たくさんの大法弟子が皆、師父に会釈をして師父のかたわらで何かを話しているように見えました。私は師父の横に立っていました。そして私は小さい声で、「師父、私はあなたと一緒に帰れますか?」と聞きました。しかし、師父はゆっくりと頭を私に向けて、厳粛な表情で、「あなたは、まだだめです」と言われました。その話を聞いたとたん、足がすべって山の下に落ちていきました。気づくと、私は川のほとりに座っていました。私は非常に後悔しました。なぜ法を実証し、衆生をよく救わなかったのでしょう。ひいては、迫害によって死亡した同修に嫉妬してしまいました。彼らは迫害によって死にましたが、彼らは師父と一緒に天国に戻れる、と自分を恨みながら嫉妬していました。

 起きてからも、先ほど夢で見た情景は依然としてリアルなままでした。私は修煉の厳粛性、本当に精進しなければ時間はもはや多くはありません。時間を無駄にすることは、自分の命を無駄にすることです。常人社会の中で、常人の欲、名利、インターネットゲームなどに執着していますが、本当に大法弟子が円満成就したとき、決してこれらのものについて欲しいとは全く思いません。その時になれば、何もかも重要ではなくなります。全宇宙は皆、大法が最も重要だと知るときがやってきます。これらのものを放下できれば、修煉は難しくありません。ただ、心の中から必ずしっかり精進するという勇気の一念を強く出せば、師父と一緒に帰れます。

 2008年7月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/21/182400.html