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オタワ:法輪功修煉者は中国大使館前で迫害停止を呼びかけた(写真)

(明慧日本)2008年7月22日、オタワの法輪功修煉者・陸洋さんは、迫害停止を呼びかける集会で中国大使館の職員らに対して、真摯に呼びかけ、善を勧めた。陸洋さんは、 中国大使館員が急いで党や団の組織から脱退して、中国共産党が海外で法輪功を迫害することに手助けをしないようにと望んだ。

 陸洋さん(22)はカナダの中国大使館外交官を父にもち、法輪功修煉者・張継延さんの息子でもある。中国大使館による法輪功への迫害のため、2007年3月に抜け出た。集会で、陸洋さんは大使館に向かって、「私は4年間、大使館での生活を振り返ってみると、あなたたちとの触れ合いの中で理解を深めるようになりました。あなたたちの大部分の人はプレッシャーの下で、自分がしたくないことに従事しています。内心からあなたたちに教えたいのは、『法輪大法好』ということです。法輪功修煉者に対する各種の迫害の中に参与しないでください」と呼びかけた。

大使館から抜け出た家族は大使館前で、「早く気づいてください。あなたたちの思い、あなたたちの選択は、あなたたちの将来のすべてを決定することになります。急いで党や団の組織から脱退し、中国共産党が海外で法輪功を迫害することに手助けをしないでください」と呼びかけた

 陸洋さんは、「9年前、江沢民をはじめとする中国共産党トップは独断で、法輪功に対して史上最も残酷で、最も悪らつな弾圧を起こし、中国共産党は巨額な資金を惜しみなく使っています。数えきれないほどの法輪功修煉者が、信条を守ったために心身を壊され、刑務所や洗脳斑、労働教養所に入れられて迫害を受けました」と語った。

 陸洋さんは、「中国共産党はマスコミをコントロールして自分の宣伝道具として扱い、あなたたちを含めたすべての中国人と国際社会に向って、法輪功を誹謗するニュースを放送し、事実を歪曲して、法輪功修煉者に対する敵視と誤解を導引しています。あなたたちのほとんどは、中国共産党が政権を打ち立てた後の各種の政治運動の経歴者であり、自分の家族がその運動の中で迫害を受けた経歴を持った人もいます。甚だしきに至っては心身とも苦難を受け尽くして、涙を浮かべながら亡くなられた人もいます。あなたたちは冷静に考えてみてください、法輪功を迫害することは、中国人にとってまた一度の災難ではありませんか」と真摯に語った。

 陸洋さんは、「中国共産党が法輪功を迫害する月日の中で、故郷(中国大陸)の天災は途切れませんでした。あなたたちにも見たように、雪による災害や大地震、および南方の水害等は、私たちの中国の古い伝統の言い方によれば、これは中国人に対する天からの警告であります。中国の正統文化に根を下ろした精神の信奉である法輪功に対する迫害は、中国人が天地に対する畏敬や神仏に対する信奉をすっかりなくしてしまい、ついに中国の社会にかつてない災難、および道徳的な生態の全面的解体をもたらします」と指摘した。

 最後に、陸洋さんは、「早く目覚めてください。あなたたちの一念、一つの選択はあなたたちの未来のすべてを決定するのです。急いで党や団の組織から脱退し、中国共産党が海外で法輪功を迫害することに手助けをしないようにしてください」と勧めた。

 集会の現場で、環境学博士の雷さんはインタビューに対し、「迫害が起きる一年前に、中国大使館の領事の梅平は一度私の手を握って、私たち法輪功修煉者が中国の伝統文化を広めたことに感謝をしました。しかし、迫害を起こしてから、大使館の態度は正反対に変わりました。事実上、彼らの心の中は明白で、法輪功は最も正面的で、最も中国の伝統の道徳を顕現することができると分かっています。同時に、彼らも中国共産党の残虐を知り尽くしており、よって立ち上がって事実を話す勇気がないのです」と陳述した。

 女性の黄さん(76)は、9年来ずっと中国大使館の前で迫害を抗議し、真相を伝え続けてきた。彼女はインタビューに対し、「法輪功修煉者は9年間の迫害の中で、正義を堅持し、中国の民衆に対する影響は絶えず拡大しています。法輪功修煉者の巨大な犠牲に面して、大使館の職員たちも選択を迫られています。このことについてすべての人は考えていますし、彼らは正しい選択をすることができると信じています」と語った。

 芸術家の張昆侖教授は迫害の初期に、信奉を堅持したために不法に拘禁され、苦しめられ、後にカナダ政府の救援によってカナダに渡った。張教授の娘の張凌蒂さんも集会に参加した。

 張凌蒂さんはインタビューに対し、「9年間の迫害の中で、人々はカナダが現した法輪功に対する支持と正義感を見ました。今日、カナダは国は平和で人民も平安に暮らしています。まさに正義を助けて一つの国と社会に明るい未来を持たせることができるのです。事実上、中国人は古来『天人合一』の理念を深く認めています。この9年間の迫害の中で、法輪功修煉者は真相を伝えて、それらの道徳が衰退した中国人を引き戻して、法輪大法に対して真に理解をさせており、幸せを善良な中国人たちに捧げています」と語った。

 画家のキャシー・ギリス(Kathy Gillis)さんはインタビューに対して、「私は子供の時、ナチスはドイツで何を起こしたかは全く理解できませんでした。しかし、今は理解しました。私は傍観者として黙っていられなくて、真実をはっきりとしなければならないと思っています」と述べた。

 法輪功修煉者の集会期間中に、中国共産党の官吏10名あまりが大使館から出て来て、法輪功修煉者の声をはっきりと聞いた。

 当日、カナダCBCテレビ局、CBCフランス語放送局、およびグローバルテレビ局(Global TV)が法輪功修煉者を取材をした。

 2008年7月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/24/182635.html