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河北省:「命がけでオリンピックを守る」という名目での修煉者に対する迫害

(明慧日本)2008年7月9日、河北安新県城関派出所の3、4人の警官がオリンピックを守るためとして、西苑区に住んでいる法輪功修煉者に対し妨害を加え、「外で事を起こすな」と脅した。7月8日に安新県端村の警官が東堤村幹部と共に塀を乗り越え、その村の法輪功修煉者に妨害を加え、「保証書」を書かせようとした。7月10日、安新県一小学校では「オリンピックを守る」という口実で、法輪功をしていた人たちに無理やり「保証書」を書かせた。

 7月3日、安新県糧食局は法輪功をした事のある人に無理やり本人の身分証を提出するよう迫った。安新県糧食局幹部・臧広文(男性)は職場の共産党員の上司から指示を受け、職場内部の法輪功修煉者に立て続けに妨害を加えている。また、法輪功を続けるかなどと聞き、不法に身分証を提出させようとした。法輪功修煉者をコントロールする目的を達するため、修煉者の家で「一緒に麻雀をやろう」などと話している。(その男性の携帯電話:13933899650)

 7月2日午後、安新共産党は県委ビルで会議を開き、各職業各地区の幹部が参加した。翌日から一部の会社が以前共産党のブラックリストに登録されている法輪功修煉者に妨害を加えるため、中には公安派出所の警察を連れて部屋に押し入り、まだ法輪功をしているかと聞き、身分証の提出を要求した。6月20日、県総治処は市公安局等、六部門にオリンピック期間中に全市で「肩に赤い章をつけ、オリンピックの安全を保つ」ことを展開するという内部緊急通知に基づいて、3000人の言わば「オリンピック・ボランティア」を設立した。治安巡回隊員監視、人々への脅迫、法輪功修煉者に対して摘発コントロールと取締りなどの「任務」のためである。

 6月10日、安新県共産党書記・肖占楽は、全県千人もの幹部大会の上での発言文章に大法を中傷する内容があり、下にある各部門各郷鎮、県委が所謂「監督組」を設置し、強制的に全県洗脳、各仕事先で互いに照らし合わせて検査するよう要求、個人それぞれの感想を書かせるよう脅迫した。肖占楽は大会の上で大いに暴威をふるい、大会中県長の発言を打ち切り、その場で名前を挙げて一人の郷鎮書記になぜメモ帳にメモを取らないかと激怒した。

 安新県公安局内保係係長・王立軍(40歳前後男性)は以前、県公安局110指導員、国保大隊指導員をしており、2001年には県思想改造施設で数カ月「警衛」をしていた。2001年4月に思想改造施設から開放された劉科新さんの家の電話を番号通知電話に変えた。やむを得ず家に帰れない韓衛新さんを捕まえ、そして杜玉忠さんの家財を差し押さえ連行するためである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/12/181844.html