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父を迫害で失った法輪功修煉者・冉通毅さんは7年の実刑判決に処せられた

(明慧日本)四川省江油市の法輪功修煉者・冉通毅さんは、不法に拘禁されてからすでに9ヶ月が経った。その間、冉通毅さんの家族は面会を禁じられ、二回にわたる非公開裁判で7年の実刑判決を言い渡され、さらに数日も経たないうちに投獄されると、家族は突然知らされた。

 冉通毅さんは2007年10月11日夜、国安の警官らに身柄を拘束され、強制連行された上、12日午前に家財を没収された。

 冉通毅さんの父親である冉亨炳さんは2007年10月15日午後、尋問を受けていた。その結果、同じく江油市留置場に拘禁されるようになった。そして10月22日午前9時ごろ、迫害によって殺害された。情報によると、午前11時過ぎ、冉さんの家族一家は、火葬場で冉亨炳さんの遺体を見た時、冉亨炳さんはすでに口を開き、洗浄されていたが、鼻の中から血が流れており、確認できる外傷が至る所にあったという。

 この件に関わった裁判所、検察庁、医師、警官らは口を合わせて、冉亨炳さんは突然の発病による死亡としているが、いかなる検死の結果も明示されていない。さらに、警官らは交通事故として本件を処理した上、8千元を冉亨炳さん一家に渡した上、本件はこれで終わりにするように言い放ったという。

 冉通毅さんの母は今年、古希を迎え、冉通毅さんの兄は精神病を患っているため、看護を必要としているが、現在、冉通毅さんが拘禁されているため、家族は皆苦しんでいる。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月29日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/25/182743.html