ニュージランドの人々は迫害停止を求める「世界百万署名」を応援
(明慧日本)北京オリピックを控え、中国共産党の法輪功迫害を停止させるため、「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)は2008年初めに「世界百万署名」活動を発起し、世界各国から反響を呼んだ。
5月13日から始まった署名活動では、賑やかな市の中心部、あるいは町外れの村落を問わず至る所で法輪功修煉者は展示ボードを立て、署名台を設けて、人々に真相を伝え署名を集めている。修煉者たちは、「迫害がなければ署名活動も必要としません」と語った。
往来する人々は展示ボードに惹かれ、次から次へと足を止めた。ボードの中国共産党による暴行の記録写真を見た人は皆驚き、思わず手で自分の目を覆って再び見る勇気のない少女もいた。「法輪功とは何ですか?」、「どうして法輪功を迫害するのですか?」、「今現在、中国で発生しているのですか?」、「生体から臓器を摘出するというのは本当ですか? 残忍過ぎるのではないですか!」等等、何度も繰り返し同様の問題について訊かれ、修煉者はそれぞれの質問に対して詳しく真相を説明した。もとより法輪功の真相を知らなかったニュージランドの人々は説明を聞きすぐ理解した。そして次から次へと署名簿に署名した。
2カ月が経過し、ニュージランドの人々は真相を理解し、本質的な是非の前で、中国共産党の暴行に対して「ノー」を選択するのを修煉者は毎日のように目撃した! 7月17日までに集めた署名は2万8千60人、彼らはすべて中国共産党の法輪功への迫害を厳しく非難し、共に、「オリンピクは人道に反する犯罪と同時に行うことはできない」と呼びかけた。
7月17日午後、首都のウェーリントンで行われた「法輪功に対する9年の迫害を終結」を呼びかけた集会で、ニュージランドのCIPFG代表で著名な人権弁護士のKerry Gore氏は発言の中でこう指摘した。人類の尊厳を守り、人権を保障することはオリンピックの基本的要求である。中国共産党はかつてオリンピックの開催権を獲得するために、国際社会に対し中国の人権を改善することを約束した。ところが、国連の人権機構とアムネスティの最新の報告が明確に指摘しているように、中国の人権は日に日に悪化し、中国共産党はオリンピックの開催をきっかけに、かえって人権に対する侵犯を強め、特に法輪功に対する迫害はなおさら深刻である。周知のように、1999年7月から法輪功は史上かつてない残虐な迫害を受けており、法輪功修煉者に対する迫害は現在世界最大の人権を踏みにじる事件である。
Gore氏は、我々は再び厳正に中国共産党政権に次のように要求した、と重ねて言明した。
1. 拘禁されているすべての法輪功修煉者を直ちに釈放すること。
2. 法輪功に対する迫害を全面的に停止すること。
3. 法輪功修煉者の権益を保護し声援する弁護士や正義の人(高智晟氏、力虹氏など)に対する迫害を直ちに停止すること。
4. 全国各地の法輪功修煉者を拘禁している労働教養所、留置場、病院、および関連の秘密施設などを開放し、そしてCIPFGが調査の執行に制限を設けない。
以上、具体的な事柄をCIPFGと協議すること。
Gore氏は、7月17日まで2カ月も経たないうちに、ニュージランドで2万8千60人の署名を集め、そして同日午前、正式に国会の安全部門にすべての署名のコピーを手渡したと述べた。
活動背景
中国共産党の法輪功迫害の深刻な「人道に反する罪」に的を絞り、世界5大陸から400人あまりの各国政治家、弁護士、医師、記者等の社会の俊英がボランティアで組織された国際的な人権団体「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)が、今年の始めに香港で「世界反迫害百万署名」を発起し、北京オリンピック前、中国共産党の法輪功迫害を停止するように世界に向って呼びかけた。
2008年7月29日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/26/182850.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/27/99283.html)
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