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時間に対する認識および修煉の境地について


文/大陸大法弟子

(明慧日本)数年間にわたって、ずっと同修たちが、いつ法を実証することが終わるのかについて交流しているのを聞きます。最近、オリンピックは開催できるのかどうか、そして法を正す時期はいつ終わるのかについて交流しているのを耳にします。

 私は、時間に対する見方は、その修煉者の境地と本当に信じているかどうかを体現していると思います。佛は時間に執着するのでしょうか。佛は円満成就に執着するのでしょうか。本当に成就できる境地に近い修煉者は、決してこのような執着はないと思います。彼らはただ、平和的に師父に求められている三つのことを行い、三つのことが日常生活の一部にでもなったかのように、心が動じられることなく、問題に出会ったら内に向けて探すようになると思います。決して、時間や修煉の円満成就に執着することはなく、ただひたすら師父の要求通りに行い、すべてはその中に含まれているからです。常人の中で、己を修煉し、世の人々を救い済度することに楽しみがあります。この状態自体が、その修煉者の境地を体現しており、それはすなわち信じるということです。まさか、時間が長くなれば、修煉者は法に対して懐疑的になるとでもいうのでしょうか。これでは本当に信じていると言えるのでしょうか。

 師父は「2005年サンフランシスコでの説法」で、次のようにおっしゃいました。「弟子:常人たちは、オリンピックを機に中国が世界に面目を誇示した後、邪党が崩壊になると言っています。どのように見るべきなのでしょうか?師:常人に好きなことを言わせておけばよいのです。オリンピックまでまだ数年の時間があるようで、邪党がそのときまで存続できるかどうかがまだ分かりませんが、面目を誇示する機会を与えるかどうかは人間が決めることではありません。人類社会は邪党のために切り開かれたものではなく、何の面目ですか?」

 私は、師父がオリンピックを開催できるかどうか、はっきりおっしゃらなかったのは、一つは邪党がまだそこまで存在できるかどうか難しいと言われています。皆さんも分かっているように、脱党人数が4千万人を超え、真相を知る人がますます多くなりました。もう一つ言えるのは、オリンピックは邪党が面目を誇示するためにあるのではなく、今年は各地でいろいろな事件が起きて真相が暴露されるにつれ、世界中の人々が中共の邪悪な存在に気づき始めたのではありませんか。

 中共を解体する時間について、師父は「米国首都法会での説法」で、「もし、今日大法弟子の修煉が終わり、このくらいの人だけを救い、救おうとする世の人々がこの程度で、すべてがここで終わるのであれば、悪党は一日も経たないうちに解体してしまいます。(拍手) 悪党が存在する目的、歴史上に悪党が造られた初期とその維持過程は、すべて今日大法弟子が法を実証するために使われるものです。これは、旧勢力により按排されたものです。もう役立たないのであれば、まだ残す必要があるのでしょうか? 宇宙の中でそれは何ものでもありません。」

 実は、時間や円満成就に対する執着、そして、大法弟子のやるべきことについて、師父は2001年の経文「功能とは何か」の中で、すでに説法されました。「大法が魔難の中で、すべてを圓満なるものとした時には、大法を迫害した邪悪はすべておしまいとなります。」皆さんも経文を見てください。

 師父が、時間を把握しています。師父は、大法弟子が法を実証する現状を見て、大法が実証される全体の形成を見ながら、終わりの時間を決めていると思います。時間に対する執着心のある修煉者が多ければ多いほど、終わりの時間が延長されてしまうかもしれません。ですから、まだこのような執着心を持っている同修は人心を放下し、三つのことに集中してください。法理においてまだはっきりしていない同修は、よく交流しましょう。

 2008年7月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/24/182662.html