法輪功修煉者・韋丹権さんは無罪を上訴するにも、勇気のある弁護士がいない
(明慧日本)2008年6月10日と23日、河北省山海関の邪な中国共産党の裁判所は法輪功修煉者・韋丹権さんに対して不法な裁判を行った。第一次審判で、韋さんを有罪にするよう、裁判所が指定した弁護士に弁護させたため、第二次審判時に、韋さんに不法に4年の刑罰を下した。裁判官は10日以内に上訴できると宣したので、韋さんはその場で上訴すると表明した。
上訴するにはまず弁護士を探さなければならないが、しかし、秦皇島の弁護士は皆法輪功の案件を一切受けてはならないという、司法局から通知をすでに受け取っている。
家族は仕方なく、韋さんの実家のある東北で弁護士を探し当てたが、その弁護士に「無罪弁護が出来ない」と言われた。実は東北にしろ、河北にしろ、どこにしても邪悪な中国共産党の天下である。従ってどこでも同じだった。弁護士の責任は当事者のために権益を勝ち取る事であるのに、韋さんにはどうして弁護してはならないのか? 殺人の容疑者のためにでも無罪弁護ができるのに、一体韋さんは何の罪を犯したというのか?
韋さんは原山海関空港の将校だった。1999年に共産党が法輪功を弾圧開始後、韋さんは信仰を堅持したため、強引に復員させられた後、連行された。不法に山海関第三留置場に拘禁されている間、残虐な拷問、精神的抑圧などを受け、病気になっても治療を受けられず、肺結核を患った。
ここ何年間か、韋さんは自分が受けてきた迫害の体験を暴露しようとしたが、山海関司法局側は真相を隠すために、何度も韋さんを連行した。法律では肺結核の人を強制労働させてはならないとあるにも拘らず、同司法局は裏から手を回して韋さんを留置場に入れた。昨年、韋さんが出てきた時、迫害によってほとんど歩けない状態となり症状がひどく、両側の肺結核と胸膜炎と診断された。
今年、共産党はオリンピック開催に当たり、韋さんのような真相を伝える「危険人物」を怖れ、理由もなく韋さんを連行した。韋さんは連年迫害を受けているので、人々に真相を伝えるのは当然な事であり、真相を暴露されるのが恐ろしいのであれば、共産党は迫害するな!
秦皇島の皆さん、はっきり目を覚まして! 脱党、脱団、脱隊して、心からこの共産党を排除することは、すべての中国人とって希望の大道である!
2008年7月30日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/27/182876.html)
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