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スイス:首都ベルンのアジアフェスティバルで法輪功が注目される(写真)

(明慧日本)スイスの首都ベルンで2008年7月26、27日にかけて、アジアフェスティバルが開催された。正午になって、金色の中国の伝統的衣装を身にまとった西洋人と中国人たちがステージに上がり、優美な音楽に合わせて、ゆっくりと腕を伸ばした。同時に、「今ご覧になっているのは、法輪功修煉者たちが功法を実演しています。これは第一式の佛展千手法です。全部で五式あります」と説明がなされた。
落ち着いて座禅をする法輪功修煉者たち
蓮の花は、法輪功修煉者たちが迫害の中でもなお自分の信念を放棄せず、迫害に屈しない心を表している
中共による妨害が失敗に終わり、法輪功修煉者は再びアジアフェスティバルで功法を実演した


 アジアフェスティバルの主催者であるジミー(Jimmy)さんは、「私はたくさんの匿名の電話をたくさん受けました。どうして、法輪功をこのフェスティバルに招待したのかと言われました。私は、これは自分の趣味であり、法輪功と一緒にやるのは非常に楽しみだと答えました。また、私に対して、これ以上法輪功と一緒に何かをすれば、悪いことが起きるぞ、と脅されました。しかし、私は法輪功と一緒で非常に楽しいと感じています。今回のみならず、法輪大法、真善忍の横断幕がたくさん掲げられました」と話した。

 また、ジミーさんは、「このフェスティバルを通して、アジアの異なる民族、異なる国々の人々が一同に集まって、スイスの人々にアジアの文化についてより知ってもらいたいのです。法輪功の人達は2年前から参加していますが、私も同時に、2年間続けて、中国共産党からの脅迫を受けています。去年、アジアフェスティバルで初めて功法を実演し、インフォメーションセンターを出展したとき、私はさまざまな脅迫の電話を受けました。今年、また中共から脅迫の電話が来ました。しかし、どうやら中共だけが、法輪功を出演させたくないようです。何人もの人が私に、今年も法輪功は参加しますか、と聞いてきます。私は、今年も一緒にやりますよ、と答えました」と話した。

 ジミーさんと一緒に準備をしていたアレン(Allen)さんは、法輪功をアジアフェスティバルに参加させないよう妨害する匿名の電子メールを受信したことがあると話した。アレンさんは、「電子メールは、163.comというドメインのメールでした。また、私はたくさんの中国大使館とのやり取りをしていますが、このドメインのメールアドレスがあります。ですから、脅迫電話は、中国の留学生だと思います。先週金曜日、私は、アジアフェスティバルに来て、自分で法輪功が何をしているかを見てください、と言ったことがありますが、どうやら中国大使館から非常に強くコントロールされているようで、自分自身で自分の言動を決定できないようでした」と話した。

 アレンさんは、中国共産党の法輪功への迫害について、はっきりと分かっていた。2001年、アレンさんはすでに法輪功について知るようになった。さらに、インターネットを通して法輪功についてさまざまな資料を確認する中で、法輪功は非常に良いもので、もし全ての人が法輪功をすれば世界から戦争がなくなると思ったという。

  中国共産党の迫害について、アレンさんは「この迫害は非常に残酷です。法輪功修煉者と、その他の信仰を持つため迫害されている人が、残酷な弾圧、殺戮に遭っていることは許されません。私は日常生活の中で、たくさんの人にこの迫害について知ってもらうようにしています。特に、私は仕事柄、たくさんの警官に会います。私は警官に対して、法輪功は邪教ではなく平和的な人達だと話しています。ですから、私も子供と一緒に、法輪功をやってみたいと思っています」と話した。

  2008年8月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/28/182983.html