日本明慧
■印刷版   

法輪功迫害追跡国際組織の報告:中国共産党における対外への憎悪を助長するデマ散布とプロパガンダを暴露する

(明慧日本) 2008年7月29日、法輪功迫害追跡国際組織は『中国共産党の対外的プロパガンダ機関における、国際社会へのイデオロギーの浸透と憎悪のデマ散布への調査報告』を更新して発表した。この報告は、主に中国共産党中央の対外宣伝弁公室が、いかに対外的な各種宣伝ルートを利用して中国共産党のイデオロギーを輸出し、人権侵害を実施しているかの調査報告である。

 中国共産党の50数年来の暴政統治はその間、8千万人の中国人が失われた異常な死に対して、どのように国際社会の反応に答えるのであろうか。中国共産党の統一的管理下にある対外的な最高のプロパガンダ機関——中国共産党中央対外宣伝弁公室の任務とは、海外メディアが中国共産党の意図に従い「世界に向けて中国を説明」することを押し進めることである。なおかつ中国共産党のイデオロギーを輸出し、西方の公衆の意志と外交政策に影響を与え、国際世論を牽引、中国共産党が必要とするものに合致させることである。

 大量の資料によって、中国共産党の対外的プロパガンダの浸透における戦略と意図が非常に明確であることが示された。中国共産党が選ぶプロパガンダと洗脳の重点となる者は、対象国の主流社会の中上層階級、政界、商工業界、報道業界らの人々に加え、学者や海外華人まで含まれている。「彼らは国家の政治権力を掌握していたり、国家経済の動脈をコントロールしているか、あるいは国家の思想を左右する世論に影響を与えるからである」。

 中国共産党は全面的に中華民族の伝統文化を破壊、中国人民に対して共産主義の思想を強行的に注入し、すでに人類史上で最大規模の精神の迫害を行った。この報告は国際社会に関心を持ってもらえるよう注意したものである。 中国共産党が人民に対して犯した犯罪は、主にその統治国内で行われている。また中国共産党は国内の全情報に対し全面的コントロールを実施、対外的にも全面封鎖を実施している。このため中国内外の社会はみな実際の真相が分かりにくい。中国共産党が文化・ニュースの形式で中国的特色を持つ共産主義の謬論(びゅうろん:誤りのある論)を包み隠し、知らぬ間に感化する方法で全世界に情報を注入する時、受け入れた者は往々にして、何が正しく何が間違っているのかよく分からないのである。 中国共産党のイデオロギーの輸出されるところは、すべて人間性の堕落と道徳的腐敗を伴っている。中国共産党の洗脳・プロパガンダの作用の下、中国共産党の利益や誘惑に直面して、人々の物質的欲求は絶えず膨張すると共に、次第に是非の見分けや正義を司る能力を喪失してしまった。今の状態が続けば社会に公正さはなくなり、世の中に正義はありえなくなる。 中国式共産主義がもたらす人類の道徳的文明・平和的進歩に対する災いは、世界各地ですでに歴史に実証され、しかも引き続き実証されて行くだろう。

 付属文書:『中国共産党の対外的プロパガンダ機関における、国際社会へのイデオロギーの浸透と憎悪のデマ散布への調査報告』(73KB)をダウンロードしてください。

 2008年8月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/5/183475.html