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湖北省天門市:法輪功修煉者・樊友軍さんは迫害によりこの世を去った

(明慧日本)湖北省天門市の法輪功修煉者・樊友軍さんは警官に連行、監禁され、精神的、肉体的に苦しめられた。健康状態が悪化し、肝硬変の症状が現れ、腹水が溜まり、全身に浮腫が出てきた。体が非常に衰弱し、一時出所で家に帰って13日目、2008年7月29日、冤罪が晴れないままこの世を去った。樊さんの家族は皆正直で温厚な農民で、樊さんの死に対して、ただ涙が出るばかりで悲しんでいた。

 樊友軍さん(56歳男性)は湖北省天門市蒋場鎮に住んでいた。肝臓の検査で3項目が陽性で、いわゆるB型肝炎患者だった。法輪功を修煉した後、正常になり、症状も消え健康になった。話によると、樊さんは生前、天門市の市街区に朝食の屋台を出し、生計を維持していた。法輪功を修煉した後、誠実な人になり、とても評判が良かった。人々に「樊大将」と呼ばれていた。

 中国共産党政権が法輪功を迫害して以来、樊さんは何回も生活を妨害され、不法に監禁された。2007年10月23日午後、数人の国安の警官が不法に樊さんの自宅へ侵入し、捜索した。法輪大法の本と明慧の発刊誌を見つけたのを理由に、樊さんを留置場に不法監禁した。監禁中、妻は関係部門に釈放を求めたが、各部門に誤魔化されたり、恐喝されたりして、そのために1万元近くを使った。

 樊さんは連行前、健康だったが、数カ月の不法監禁で非常に衰弱した。そこで検査を受けたところ、肝臓がんの末期であることが分かった。それでも、「610弁公室」は、治療もせず、釈放もしなかった。さらに樊さんに不法な裁判をしようと企んだ。

 その後、樊さんの健康状態はますます悪化し、いつ危篤状態に陥るか分からないまでになった。留置場の正義感のある幹部が一時出所の保証人になってサインをしたため、やっと天門市第一人民病院に送られた。しかし迫害により状態はすでに極めて悪化していた。

 2008年7月16日、一時出所して、同月29日の夜、樊さんは亡くなった。その日の夜、蒋場派出所はすぐ強制的に樊さんの遺体を天門市の葬儀場に移送した。そして派出所は樊さんの家族に告訴されることを恐れ、葬式の費用として1万元を出すことにした。

 天門市「610弁公室」の鄭先傑、倪起高が樊友軍さんへの迫害に参与していた。

 2008年8月9日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/8/183650.html