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山東省:警官は農婦を強制連行し、北京オリンピックの後で釈放すると公言

(明慧日本)最近、山東省シン県朝城鎮派出所の警官は、オリンピックを口実にして、王村に在住する法輪功修煉者の私生活を侵害し、数人を強制連行した。この村の法輪功修煉者・慶雲さんはすでにシン県留置場に連行され、オリンピック後に釈放すると言われた。

 慶雲さん(40歳女性)は、善良で素朴な農婦であり、家には子供が3人いる。夫はもともとぶらぶらして遊んでばかりいて、妻をののしり殴る夫であった。慶雲さんは法輪功を修煉してから、恩讐の関係や因果応報が分かり、性格が明るくなりいつでもどこでも正義・善良・寛容・忍耐を自分に要求して家族の矛盾をよく解決し、家庭は安定していた。子供達には歓楽と笑顔があり、村の人々はすべて法輪大法が慶雲さんのわびしい運命と家庭に希望を持ってきたことを知っていた。

 99年7・20中国共産党が法輪功への迫害を始め、慶雲さんはどんなに考えてもわからないため、陳情に上京したが、結局拘禁された。不法に拘留されていた期間、警官に殴打され迫害された。強制連行された当日、慶雲さんは畑仕事や家事をやり、オリンピックに興味を持つこともなく、まして中国共産党はすでに法輪功修煉者がオリンピックを見る権利を剥奪した。

 7月15日朝、朝城鎮派出所の警官は朝城鎮北街の法輪功修煉者・李秀明さん(回族、40歳)をシン県刑務所に強制連行し、後に聊城市に転送した。李さんは今どこに拘留されているかわからない。7月2日晩、シン県公安局の国安副大隊長・張華をはじめ、数人の警官は近くの徐荘郷に行き、かつて不法に3年労働教養を受けた法輪功修煉者・宋秋平さん(女性)を強制連行した。

 全世界のすべての善良な人々、正義を持つ政府、試合を参加する国家とスポーツ選手のみなさんに関心を持っていただき、中国共産党がオリンピックを利用して中国の民衆に対してどんなことをやっていたのか? 国際社会、正義を持つ善良な人々に呼びかけ、慶雲さんなどの法輪功修煉者の境遇に関心を持つようお願いしたい。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/12/183941.html