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江蘇省啓東市の法輪功修煉者・黄紅萍さんは身柄を拘束され迫害を受けた

(明慧日本)江蘇省啓東市に住む法輪功修煉者・黄紅萍さんは、2008年4月に中国共産党の警官らによる24時間の監視を抜け出したことで指名手配された。上海でアルバイトをしているとき、啓東公安局に身柄を拘束された後、必ず重い判決を言い渡すと関係者に言われた。

  法輪功修煉者・黄紅萍さんは南京河海大学の卒業生であり、法輪功の真・善・忍にしたがって自分を修煉していることを理由に会社からリストラされた。その後、何度も610弁公室、及び公安局から残酷な迫害を受けた。2000年当初、南通市留置場に不法に拘留され、その後、北京で陳情したことを理由に再び啓東留置場で拘禁された。留置場の中では、大きな窓に吊り上げられたり、鉄の椅子にしばられて10日以上放置されたこともあった。2000年末には、江蘇省句東女子労働教養所で続けて迫害を受けた。

  明慧ネットの調査によると、2001年5月、江蘇省句東労働教養所の警官らは様々な方法で法輪功修煉者を迫害していた。最も残酷な迫害を受けていたのは黄紅萍さんであった。彼女は監獄の関係者らに頭、顔などを踏まれ、髪を引っ張られ壁にぶつけられるなど、極めて残酷な手段による迫害を受けていた。さらに尿や便などをズボンに投げつけられた。また受刑者らは、黄紅萍さんに対して、「お前を殴り殺しても、犬を1匹殴り殺したようなものだからお前を殺しても責任はない」と叫んでいた。黄紅萍さんのお腹、両足の両側、下半身のほとんどが紫色になり、血が滲んでいた。迫害のため、床で1カ月以上横になったまま歩けず、動くときは常に誰かに支えられなければならなかった。その後も黄紅萍さんは法輪功の修煉をやめなかったため、労働教養所のなかで刑期が何カ月も延長された。その後、啓東に戻ったが再び啓東公安局に家宅捜査され、家財を没収され、身柄を拘禁された。

  2008年4月、黄紅萍さんは大法の真相資料を作ることを理由に、24時間にわたって監視をされるようになった。黄紅萍さんはなんとかしてその場を抜け出すことに成功したが、警官らは黄紅萍さんを全国に指名手配し、各地で捜索を行っていた。1元も持ってない黄紅萍さんは上海でアルバイトをしていたとき、啓東公安局の警官に身柄を拘束され、窮地に追い込まれている。 

 (注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照

 2008年8月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/9/183706.html