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カルガリー:五輪を名目にした中共の法輪功迫害に抗議(写真)

(明慧日本)滅亡に瀕する中共は四面楚歌の中、「無事」に五輪を開催するという理由で、人民を敵とし、神経質なまでに戦々恐々とすることとなった。五輪前も、中共ははばかりなく法輪功修煉者を不法連行してきた。明慧ネットの統計によると、去年年末から今年6月末まで、中共に不法連行された法輪功修煉者は、詳細が判明しただけでも、すでに8,037人に達している。  

 中共が五輪を名目にして弾圧を一層激化する行為に対し、最近、カナダ・カルガリー市の一部大手メディアは「中共は五輪の人道的精神に背いて五輪の名を汚した」と中共を譴責した。

カルガリーの中国領事館前で抗議している法輪功修煉者

カルガリーの中国領事館前で抗議している法輪功修煉者

取材しているメディア

 2008年8月7日、カナダ・カルガリー市の法輪大法学会と法輪功迫害真相調査団は、中国領事館前で記者会見を開いた。中共が五輪を名目に法輪功への弾圧を激化する行為に対し、彼らは抗議を行った。CTV、GLOBAL TV、Calgary SUN 、Metroなどのメディアが取材にやってきた。  

 カルガリー大学の博士である劉文宇さんは、自らの経験を例に中共の迫害を暴露した。劉文宇さんは法輪功のネットから資料をダウンロードしただけで3年間の刑を言い渡された。妻は法輪功を修煉することで12年間の刑を言い渡され、いまだ北京の五輪体育館近くの北京女子刑務所に監禁、消息など一切分からない状態である。中共は五輪主催権を獲得するため、当時、全世界に報道の自由、ネットの自由、人権改善などの実現を約束した。しかし、依然として状況は何一つ変わっていない。中共が再び世界を騙していることは明白なのである。  

 西洋人のDaneさんと華人のJennyさんは集会で、中共の“誤魔化しの芸当”を譴責した。その上で、中共が法輪功、チベット団体と民主人士などを13類に分類、あるいは43類に細分化することで五輪参加を禁止している行為に対し、五輪の宗教・政治・人種への非差別に反することを指摘した。特に、中共は8億ドル、5万人のネットワーク警察を使ってインターネットを封鎖、大陸の民衆を監視し続けている。インターネットは中国国内では有名無実となっており、単なる中共制御下の国内ネットワークに成り下がっているのだ。このような規制された情報サイトでは、中国人は外界と疎通することが極めて難しい。Daneさんは同時に、中共が北京で500人以上の法輪功修煉者を不法連行し、同じく不法に30人を2年以上の刑に科したことを譴責した。中共は終末の日が間近に迫っているようで、まさに狂気の沙汰なのである。  

 今回の集会は多くの通行人の注目を集めた。車のクラクションを鳴らして挨拶した人も多くいた。

 2008年8月13日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/9/183749.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/10/99687.html