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オーストリアのマスコミ:中国共産党による法輪功への迫害に注目

(明慧日本)最近、オーストリアの複数のマスコミが中国における人権状況の悪化について報道、さらには中国で残酷な迫害を受けている法輪功修煉者についても注目し、これを報道した。  

 オーストリア通信2008年8月8日付の報道によると、世界各国の人権団体から中国の人権侵害の問題に対する抗議が述べられた上で、法輪功についての紹介がなされた。法輪功とは佛家の修煉功法で、1992年中国より伝え出されて1億人近くの人々が修煉するようになった。1999年7・20から中国共産党の残酷な弾圧が始まり、多くの法輪功修煉者が拷問や労働教養処分を言い渡された。  

 また、8月9日、オーストリアテレビ局も法輪功が中国で受けている残酷な迫害について報道した。

 『オリンピック開催都市、刑務所のない町はない』をテーマとする文章の中で、国連の拷問に関する特別調査官マンフレッド・ノヴァク氏の言葉が引用された。マンフレッド・ノヴァク氏は報告書の中で次のように記している。「中国の3分の2が拷問を受けています。人々は法輪功修煉者になり、3,000人以上の法輪功修煉者が迫害のために死亡しました。さらに多数の法輪功修煉者の名前が確認できず、把握もしきれていません。多数の法輪功修煉者は拘禁中に生きたままで臓器を摘出されています」  

 さらに記事では、イギリスに移住していた楊安ニさんが受けた拷問についても述べられている。楊安ニさんは、北京労働教養所の中で毎日18時間以上続けて「虎の椅子」という拷問を受けていた。記事中で楊安ニさんは次のように語っている。「労働教養所内では始終、電気棒で電撃を受けていました。気絶したこともあります。さらに工場の中でおもちゃの製造作業も強いられていたのです」

 2008年8月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/12/183966.html