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チチハル江岸派出所は法輪功修煉者・王偉君さんたちを強制連行

(明慧日本)2008年7月12日午後2時ごろ、黒龍江省チチハル市江岸派出所は五、六台のパトカーを出動させ、十数人の警察は喚きながら劉さん、王偉君さんが住んでいる所にやってきた。気が狂ったようにドアを叩きつけ、大きな鉄の棒で無理やりドアをこじ開けた。現場の目撃者の話によると、警察は部屋に侵入した後、王偉君さんに暴力を振るい、中から心を引き裂かれるような悲惨な悲鳴が一時間以上続いたという。その後、警察は王偉君さんの髪の毛を引っ張りながら、両足が地面についていない状態で四階からパトカーにつれ込んだ。法輪功修煉者である劉さん及びその二人の子供も同時に強制連行された。13日午前、彼らはチチハル留置場に移され、迫害を受け続けている。また、子供は行方不明となっている。

法輪功修煉者・王偉君さん

法輪功修煉者・王偉君さん及び劉さんが住んでいる部屋が差し押さえられた後の現場

 王偉君さん(1963年生まれ、男性)は、1979年から和平工場で勤め、2003年に突然クビになった。修煉前は喉に炎症起こし、腫れて痛く、手術をしても良くならず、仕事や生活に大きな影響をもたらしていた。1995年に法輪功を紹介され、修煉し始めた。その後、病状は消え、体力旺盛で、仕事先で医薬費などを使ったことは一度もなかった。

 1999年7.20に法輪功が迫害を受けてから、王偉君さんも中国共産党の迫害をひどく受けた。2002年、龍沙刑事警察隊は仕事先で王さんを強制連行し、家族にも通知せず、何の法律手続きも履行しないまま、チチハル第二留置場へ三ヶ月にも渡って不法に拘禁した。その間、不法労働させられ、強制的にコンクリートなどを運ばされた。朝食と昼食はお粥一杯だけで、夕食はウオトウ(とうもろこし粉のパン)一つと白菜スープしか与えられなかった。家族は1万元以上を恐喝された後、ようやく釈放された。

 2003年、チチハル市龍華路派出所副所長は、龍沙区610弁公室の警察とぐるになり、王偉君さんの家に向かい、再び彼を強制連行した。その間、外勤の呂景海はどさくさに紛れて、王偉君さんの家にあるジカセ一台を自分の家に持ち帰った。このため、王偉君さんは迫害のため家があっても帰れず、強制的に路頭に迷わなくてはならず、父は悲しみと焦りが交じり合う中でこの世を去った。

チチハル江岸派出所

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/22/182537.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/5/99541.html