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遼寧省鳳城市:法輪功修煉者・温景松さんが生前に受けた迫害の事実(写真)

(明慧日本)遼寧省鳳城市の法輪功修煉者・温景松さんは、2005年に不法に4年間の懲役を下されるとともに、瀋陽市大北刑務所と本渓市西湖刑務所で迫害を受けた。2006年、温さんは服役中に一時出所を許可されたが、2008年7月、冤罪の晴れぬまま死亡した。温さんが2005年4月に連行された後、家族は政府の関連部門におもむき、温さんの釈放を要求した。このことで結局、温さんの父と妻は不法強制労働改造を強いられた。以下は生前の温さんと家族が遭った迫害の真実である。

温さんの生前の写真

 鳳城市藍旗鎮広勝村の法輪功修煉者・温景松さんは、2000年9月に陳情のため上京したが、途中、藍旗鎮派出所で不法に逮捕された。藍旗鎮派出所警官・鄧波などが、温さんを含む修煉者7人に手錠をかけて車の席に固定、大連から鳳城市留置所までの距離をずっとしゃがんだままで乗せて行った。温さんは不法に草河「洗脳クラス」に送られ、4ヶ月後に釈放された。  

 2005年4月20日、紅旗派出所門広軍所長、王森、鄧波は再び温さんを不法に逮捕した。彼らは温さんを殴打して、ののしり、恐喝した。温さんが他の同修に吐かせるよう、王森は温さんの顔にビンタを食わせた。4月21日、温さんは鳳城市留置場に移送された。4月22日、温さんの両親、姉、妻、幼女は紅旗派出所に行き、法律の手続きに基づいて門広軍に対し、温さんの釈放を請求した。門広軍などは温さんの母、幼女を突っ返すとともに、父、姉、妻を不法に鳳城市留置所に入れた。半月後、温さんの姉が釈放されたが、父・温存富さんと妻・周晶さんは、ともに不法に2年の強制労働改造の判決を下され、それぞれ本渓市威寧営教養院と馬三家教養院に入れられた。  

 温さんは不法に4年半の有期懲役を下された。鳳城市留置場に行った時に、門広軍、王森、刑務所医師・王連春などは温さんに対して数多くの恐喝、脅迫を行った。後に温さんは、またしても不法に瀋陽市大北刑務所、本渓市西湖刑務所に送られ、精神上大きなダメージを受けた。2006年の年末に一時出所の許可をもらって帰宅したが、本渓市西湖刑務所は半年に一度電話をかけるだけでなく、家に監視役を派遣したり、温さんに病院と村の証明書交付を要求するなどした。温さんは長期に渡り恐怖と苦痛の中で暮らし、2008年7月31日午後6時、冤罪の晴れぬまま死亡した。享年38歳だった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/17/184228.html