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凌海市の法輪功修煉者・劉玉栄さんが理由もなく法廷で裁かれた

(明慧日本)遼寧省錦州凌海市翠岩鎮に住む法輪功修煉者・劉玉栄(リュウイーロン) さんは2008年5月29日、姉と一緒に警官らに理由もなく身柄を拘束され、拘禁された。7月28日、凌海市公安局の者は、裁判所に対して劉玉栄さんに有罪判決を言い渡す裁判を開かせた。裁判長は裁判の中で、劉玉栄さんは聞かれたことについてすべて反論した。さらに弁護士を雇うかどうかを聞くと劉玉栄さんは「私に無罪の弁護をしてくれるなら頼みます。無罪の弁護をしてくれないならやめておきます」と答えた。最終的に裁判は、結論が出ないまま終わった。

 凌海市翠岩鎮の中学校で政治科の教師を勤めていた劉玉栄さんは、高齢の母と二人で暮らしていた。法輪功を修煉する前、劉玉栄さんは胃潰瘍、めまい、肝炎、腎結石などさまざまな病気を患っていた。しかし、1997年6月に法輪功を修煉し始め、すべての病気が消えてなくなった。劉玉栄さんは、真善忍にしたがって己を修め、倫理の中で認められた良い人であり、学校でも良い先生として親しまれていた。

 しかし2008年5月28日午後4時ごろ、劉玉栄さんは金宝嶺に住む姉の劉玉清(リュウイーチン)さんの家を訪れた際、翠岩鎮派出所の所長・羅中銘や金景文らは劉玉清さんの家に突然侵入した。彼らは「まだ法輪功を修煉しているのか」と言い、さらに法輪功の創始者である李洪志先生を罵るように強いた。姉妹が罵らなかったのを見て、翠岩鎮派出所の金景文は、劉玉栄さんに対して暴力をふるいはじめ、後に姉妹を翠岩鎮派出所に連行した。

 強制連行した当日夜、翠岩鎮派出所の所長はまた、凌海市公安局国保大隊に電話をかけ、夜8時ごろ、国保大隊の者が劉玉栄さんの自宅を家宅捜査したうえ、テレビ、パソコン2台、プリンタ、DVDなど2万元相当の物品を押収した。劉玉栄さんは5月30日、錦州第二留置場に拘禁された。

 劉玉清さんは不法に凌海留置場で不法に15日間拘禁された。劉玉栄さんは錦州第二留置場に拘禁されているため、80歳の母を看護する人もいない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/3/183325.html