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黄立忠さん、趙亮さんは錦州刑務所に連行され、親族との面会も拒否された

(明慧日本)5月10日ごろ、遼寧省葫芦島の法輪功修煉者・黄立忠さん、趙亮さんはそれぞれ連山区裁判所により9年、10年の刑を科された。2人は葫芦島市中級裁判所に上訴したが6月12日午前、葫芦島市中級裁判所は結局同じ判決を言い渡した。

 6月12日午後、黄立忠さん、趙亮さんの家族が留置場に面会に行った際、黄立忠さんは虐待されて痩せ細り、髪の毛も坊主にされ、家族は彼が分からないほどだった。話し方にも力がなく弱々しかった。留置場の所長・陳から話を途中で切られ、数分しか話せず帰された。次の日、家族がまた陳のところに行ったが面会を拒否された。6月14日に家族はまた行ったが、留置場は法輪功修煉者だから面会させないと言った。そして、6月17日に刑務所に移送するので、その後は会えると言った。

 6月17日午後、黄立忠さん、趙亮さんは錦州市刑務所に移送された。6月26日午前、黄立忠さんの家族が面会に行ったとき、1監区に監禁されていると分かった。しかし、1時間半待っても会わせてくれなかった。理由は、彼は法輪功修煉者だからだと言われた。午後、家族は1監区の警官に会ったが、この警官は家族にもう来てはいけないと言った。もうすぐ彼はほかの刑務所に移送される。そのときは本人が上訴することもできるし、家族との面会もできると言われた。家族が彼の健康状態を聞くと、警官ははっきり答えず、ここの法輪功修煉者は働かないと言った。

 現在の状況は、遼寧省で不法に判決された法輪功修煉者は先に遼寧省の刑務所に監禁される。およそ2カ月後、各地区の刑務所に移送するが、法輪功修煉者の場合はもっと早く移送される。2人はまだ各地の刑務所に移送されていないため、皆で正念を発してほしい。

 中級裁判所裁判官:高恩愛:0429-3166449(事務所)、13898995566(携帯)

 連山区裁判官:魏愛君(女性)0429-2163962(事務所)

 以下は趙亮さんの上訴書である。

 上訴請求:無罪釈放

 上訴理由

 一、まず私が言いたいのは、法輪功は政府宣伝のようなものではなく、それは皆が知っており、さらに「邪教」ではありません。 「文化大革命」、「天安門事件」と同じように。法輪功はただ煉功をするだけです。組織もなく、国や国民に害は一つもありません。政府は弾圧する前に法輪功の良さを調査したことあります。現在、法輪功は世界80カ国に広まり、1億人以上が法輪功を修煉し、各国の政府と国民に歓迎され、表彰されています。中国の弾圧は多くの国から批判されています。中共が法輪功を迫害することは、人心を得ず人権がありません。政府はこの国際形勢を国民に公開されることを恐れています。全世界が知っているように、法輪功はすばらしいものです。

 二、中華人民共和国の国民は出版、集会、言論、結社およびパレードをする自由があり、法輪功修煉者も中国の国民で、法律の前ではこれらの権利があるはずです。どんな組織も政府は干渉する権利がないため、押収されたパソコン、プリンタなど法輪功の宣伝資料、『九評共産党』はみんな合法的なものです。裁判所は真相を分かっていただきたい、国際形勢を分かっていただきたいのです。正義を守り、自分に素晴らしい未来を選択してください。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者の情報は中国語のページを参照)

 2008年8月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/29/181134.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/16/99001.html