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山東省武城県:周海涛さんは迫害により精神異常をきたした(写真)

(明慧日本)法輪功修煉者・周海涛さん(45歳くらいの女性)は、山東省武城県銀河会社の綿紡績工場の従業員であった。夫・陳桂彬さんは2001年2月7日に武城県銀河会社の綿紡績工場防衛課の保安4人に殴打されて亡くなった(明慧ネットで報道された)。もともと聡明で勤勉だった周海涛さんは、夫を失った大きな悲しみと助けも得られない中で精神異常をきたしたまま、幼い息子と孤独な貧しい生活をしている。

周海涛さんと亡くなった夫・陳桂彬さんの幸せだった家庭

 武城県の警官は周海涛さんに対する迫害をやめなかった。2001年9月、武城県公安局の国保大隊・張瑞軍、徐丙新(現在すでに退職)の指図のもと、数人の悪らつな警官が塀を飛び越えて家に入り、周海涛さんを不法にも強制連行、徳州洗脳班に送って迫害した。

 徳州洗脳班での3カ月の迫害は、周海涛さんにとってさらなる精神的打撃だった。人間性を失った武城県の悪らつな警官はその後、周海涛さんをより酷い山東省労働教養所に送って、5カ月間の強制洗脳を行った。家に帰った周海涛さんはさらに精神異常となった。身体は冷たく、夜は常に悪夢に悩まされて、よくひとり言を言っていた。生活の保障は何もなく、家族は仕方なく周海涛さんを精神病院に入院させ、治療を受けさせた。家に帰った周海涛さんは精神が破壊されたため、人生に対する自信をまったく失い、手首を切った。しかし、幸いにもすぐに発見され、制止を受けた。

 現在の周海涛さんは、中共から酷い迫害を受けて精神異常をきたしている。孤独の中、一人ぼうっとし、カビた食物を食べて、ボロボロになった綿入りの掛け布団カバーの中で寝ている。また体は骨と皮を残すほどにやせこけている。周海涛さんの苦しみは筆舌に尽くしがたいほどである。

 かつては幸せで一家団欒を楽しんでいたこの家庭は、迫害によって破壊されてしまった。工場で優秀な従業員として名が知られていた夫・陳桂彬さんは迫害で亡くなり、良妻賢母だった周海涛さんは迫害で精神異常をきたした。彼らはただ「真・善・忍」を信じ、善い人になろうとしただけで中国共産党から迫害を受け、ついに家庭崩壊してしまったのである……。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/19/184379.html