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河北省:河間市の多くの法輪功修煉者が迫害を受けている

(明慧日本)2008年4月から現在まで、河北省河間市の20数人の法輪功修煉者が家財を没収され、連行、不法監禁されている。

7月15日午後4時、河間市の公安局政保科科長・趙鉄橋は公安警官、郭村郷派出所警官、郷政府の人員ら100人あまりが郭村郷辺辺村の住民・張連芝さんの家を囲んで、塀を飛び越え、侵入した。そして張さんの家財を没収した後、張さん、趙鉄輪さんおよびその場にいた任丘市の親友17人を強制的に連行した。

城関鎮四街の住民・許国立さんは、ちょうど「三輪自転車タクシー」でお客を乗せて、張さんの家の前を通ったところを連行され、監禁された。三輪自転車も没収された。その三輪自転車を使って許さんは、毎日午前中市場で魚を売り、午後は「三輪自転車タクシー」として働き、他の地方の学校で勉強している2人の子供の学費と生計を立てている。だがその三輪自転車を没収されたため、新鮮な魚を売ることもできず、数万元も損失した。2人の学費も払えなく、子供たちは仕方なく学校を退学し、家に帰って母親に付き添うしかなかった。

趙鉄輪さんはタクシー運転手である。妹・趙雪穎さんは河間市第2中学校の教師で、法輪功を修煉したため、河間公安局に3年間、不法に労働教養された後、現在石家庄女子労働教養所に監禁されている。7月15日、趙鉄輪さんも不法に連行された。しかも、不法に秘密裏に判決を企てられているという。趙さんは抗議のため数日間断食を続け抗議した。公安局に雇われ真相がわからない河間市人民医院の医療関係者によって数回にわたって食べものを無理やり詰め込まれたことがある(灌食)。趙さんの70歳過ぎの母親は娘と息子が迫害されたため、悲しみと怒りで病気となり、起きられない状態になっている。

4月6日午前10時ごろ、河間市の公安局政保科科長・趙鉄橋、副科長・劉春陽、瀛洲分局局長・高軍(別名高春)は警官ら10数人を数台の車で、一街住民の任玉珍さんの家に不法侵入した。彼らは家の中を捜索し、パソコン、現金1500元、大量の品物など4台の車で奪っていった。任さんと任さん宅に訪問していた農婦の曹俊菊さん、北石槽郷農民の岳書玉さんも一緒に河間市公安局に連行された。夜になって、曹さんは帰れたが、任さんと岳さんは不法拘留手続きをとられ、現在、強制的に監禁されている。

岳書玉さん(50歳前後男性)は独身で中風の母親と一緒に生活していた。岳さんは連行された後、母親は息子を思い、数回親族に託して、公安局に釈放を求めたが、断わられた。その後、母親の病気は一層重くなり、自らこの世を去ろうとしたが親族に止められた。

40歳過ぎの任さんは、うどんづくり、油条を揚げることで自営業をしていた。夫は「三輪バイクタクシー」で、3人の子供を扶養し生計を維持していた。任さんが不法連行された後、公安警官が家族たちも連行しようとしたため、夫と3人の子供は放浪生活を余儀なくされ凄惨な生活を強いられている。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2008年8月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/15/184119.html