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ロサンゼルスの法輪功修煉者は、中国共産党の迫害を抗議した

(明慧日本)米国ロサンゼルスの法輪功修煉者達は8月19日、中国共産党ロサンゼルス領事館前で、北京オリンピックの開催を前に8千人以上の法輪功修煉者が拘禁されたことに抗議した。

 VOAの報道によると、中共の駐ロサンゼルス領事館の前では、ほぼ毎日法輪功修煉者が真相チラシの配布と煉功を行っている。しかし、8月19日、更に多くの法輪功修煉者とメディアが集まり、中共政府がオリンピックの為に自分達の親族を逮捕したことに抗議した。

 中国大陸の親族が監禁されことに抗議

 大学院生のホウジンさんはわざわざミズーリ州から駆け付け、今回の抗議活動に参加した。「私の父はホウ小謙、母は曹俊萍といいます。彼らは7月29日にイ坊市公安局に不法に逮捕された。その理由はオリンピック開催期間の社会安定が大事だからと言うことです。7月9日に私の家は1回目の家宅捜索を強いられ、7月30日に誰の立会いもなく2回目の家宅捜索をされた。今私の両親はイ坊市留置場に不法拘禁されており、私の叔母は8月10日に不法労働教養1年間の処分を科されました。イ坊市で7月9日の一日だけで法輪功修煉者4、50人が連行され、そして家宅捜索を強いられた」と彼は述べた。

 ロサンゼルスの店に勤める李潔さんも、法輪功を修煉するだけで5年の懲役を言い渡されたことがある。獄中で李さんとベッドが上下していた別の法輪功修煉者・許那さん(画家)は、今年2月より拘禁されている。彼女の夫は連行され10日目に迫害で亡くなった。李潔さんは、「中国共産党は路上で人を捕まえる、ただ彼女が法輪功を修煉しているというだけで・・・。彼女の夫も迫害されて亡くなった。更に許那さんに判決を言い渡すという。このようなことは社会において、理知ある人には受け入れられないことです」と語った。

 他にも、親族の為に呼びかける法輪功修煉者で、会計士の妹・司miaoさんが法輪功を修煉することが原因で労働教養されている。両親が軟禁されていることに抗議する米国国民の司陽さん。娘・何維敏さんが広州女子刑務所で1年間も監禁されているため援助を求める王佩珊さん。母・李淑英さんが未だに労働教養所に監禁されている事を抗議している劉雅寧さんなどがいる。 また李宏員さん、張霜穎さんは書簡を提出し、中共の生体臓器移植に反対する米国ドクターのチャーチルさんがそれを代読した。

 オリンピックを口実に8千人の修煉者が迫害を受けた

 ロサンゼルス地区の法輪功修煉者・葉科さんは、半年来、8千人余りの法輪功修煉者がオリンピックを口実に迫害を強いられていると述べた。この数字は各地からの統計によるもので、完全な数字ではないとも語った。

 葉科さんは、「例を挙げると、北京は5月26日、私達の統計で83人となっている時は、私達は83人と書きます。明日は6人としたら、6人と書きます。私達はすべてを足します。北京地区全体では約587人、半年の内で全国に約8037人がいます、この数字は6月30日までの統計です」と述べた。

 2008年8月22日


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/21/184484.html