日本明慧
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純粋な心こそ衆生を済度することができる


文/大陸大法弟子

(明慧日本)一昨日、同修と一緒に外出しようと約束し、私は指定の場所に先に着いたのでそのまま待っていました。その時、ある若者が私に向かって歩いて来て、宣伝チラシを手渡し、保健商品を薦めました。この若者と話題を作ろうと思い、私は簡単に尋ねたあと、婉曲に断りました。その時、話題を変え三退のことを話し始めると、若者はこの話は聞いたことがあるが、自分とは関係ないと答えました。そこで私は詳しく彼に真相を説明しましたが、若者はやはり信じようとしません。しかし、私から離れることもしませんでした。

 この若者は縁のある人ですが、自分の真相説明が不十分だと思いました。そして引き続き話しました。この時、私はこの度の真相説明は普段と何か違っており、私と若者の間が一層の膜で仕切られているように感じましたが、原因ははっきりとわかりません。ふだん私達は積極的に人を探して真相を説明しているのに、今日は若者が自分から進んで聞きに来たのであり、必ずよく説明してあげなければならないと思いました。

 そこで私は根気よく続けて話し、若者も急いで帰ろうともせず耳を傾けて聞いてくれました。私の経験からすると、ここまで言ったことはすでに彼を十分に説得することができ、少なくとも三退することは大丈夫だと思いました。しかし若者は最後にやはり共産党組織から脱退することを拒絶し、私は残念な思いで若者と別れました。

  帰宅後、私は今回の真相説明を詳細に省みて、推考した結果、突然問題点を発見しました。それは自分の執着心が衆生済度を妨げていたのです。私と一緒に外出を約束した同修とは最近ずっと三退について直接討論していますが、しかし彼女はいまだにこの関を突破することができず、いつも上手く伝えられず、私に経験を紹介して欲しいと言っています。私はこの方面では自分はよくできていると思い、すぐ成功者の心理状態で彼女に真相説明のポイントを話しました(実は顕示心)。今回の真相説明をする時に私の頭の中に再び顕示心が湧いてきて、同修に、チャンスをうまく掴んで真相を説明するところを見せようと思いました。このような不純な心がまた旧勢力に隙に乗じられ、人を救う道を遮断されました。

  大法弟子はすべてのチャンスを捉えて衆生を済度しています。逆に私は自分の執着心により衆生を済度することを妨害しています。はい(ため息)! 本当に恥じ入っています。宇宙の正法はすでに最後の最後になり、私にはやはり執着心があれこれあり、しかも強烈に存在しています。時にはなぜ自分はこんなに意気地がないのか? と嫌になります。しかし1人の大法弟子として私達が歩む道は一本の道だけです。大法の力で自分を清め、内に向かって執着心を探し、できるだけしっかりと行い、残念な思いを残さないよう努力します。

  2008年8月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/17/184176.html