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河北省沽源県:法輪功修煉者が受けている迫害状況

(明慧日本)2008年7月25日、河北省張家口市沽源県の中国共産党メンバーは、「610弁公室」の指図で、数十人の法輪功修煉者を強制連行した。その中で身元が確認できたのは10人ほどであった。

 7月25日、沽源県黄蓋郷共産党書記の指令で、警官が法輪功修煉者・劉泰さん、劉鳳英さん、張鳳麗さん、李常娥さん、王占桃さん、周培花さん、李桂玲さん、孫潤桃さんたちを強制連行した。この中で周培花さんが釈放された以外、すべて小河子郷元労働収容所に拘束された。中共の警官・楊占林は修煉者・李常娥さん、王占桃さんの頬を酷く打った。

 その日、警官・楊占林は数人を連れて、劉春富さんの家に乱入した。劉さんの写真と指紋を取ると脅かしながら劉さんを外に引っ張り出した。警官が「すぐ逮捕しないと、大勢の村人が来ると逮捕できなくなる」と言った。しばらくすると、地元の中共の于と言う書記が数人の悪党メンバーを連れて来た。「多くの村人が集まって来ているから、あまり手が付けられない」と言い、劉さんの弟に「明日、5万元の保証金を払えば、問題は済む」と脅かした。3日後、于は再び数人の悪党メンバーを連れて来て、劉さんに手錠をかけようとした時、近所の人々が大勢力集まって来た。これ以上、手をつけられないと見た于は、弟に「2万元安くする、3万元を払えば問題は済む」と再び脅かした。

 中国共産党は、沽源県の法輪功修煉者に身分書証(日本ではパスポートや保険証のようなもの)を差し出すよう強要している。出さなければ思想改造施設に強制収容すると言った。

 8月2日、平定堡鎮の法輪功修煉者・劉桂花さんが地元の政府関係者に小河子収容所に強制連行された。また、8月13日午後4時頃、法輪功修煉者・伊全学さんが沽源県公安局の警官に実家から強制連行され、現在、小河子の労働収容所に拘束されている。当日、強制連行された人で城東囲子に住んでいた年配の楊さん(女性)と黄蓋棹郷の人の身元がまだ確認できていない。

 調査によると、沽源県内の収容所では多くの刑事事件の犯人を県外の収容所に移動し、代わりに法輪功修煉者を入れたそうである。

  2008年8月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/16/184194.html