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崔徳軍さんの行方は不明、家族も連行される

(明慧日本)2001年、遼寧省瓦房店に住む法輪功修煉者・崔徳軍さんは、中共政権によって強制連行され5年の不法判決を言い渡された。瀋陽二監獄に拘束されていた期間、残虐で非人道的な虐待を受けた。2007年7月9日、釈放された崔さんは、再び、共済交番の警官に強制連行され瓦房店収容所に拘束された。

 この収容所は「鉄筋架」と言う新しい刑具を作った。親指ほどの太さがある鉄筋を梯子のような形に溶接し、縦約30cm、長40cm、高50cmで梯子に手錠、脚錠が付けられている。この刑具で刑罰された人は立つことも、横になることもできず、座っても背中を真っ直ぐに伸ばせない。崔さんと瓦房店復州城鎮の年配の法輪功修煉者が、拘束期間に絶食で抗議したため、この刑具で数日間に亘って刑罰された。

 その後、崔さんは大連戒毒教養労働管理所(台山麻薬を戒めるセンター)に移された後、2007年9月にまた大連大東溝に移され、最後に瀋陽馬三家労働教養所で拘束された。2008年5月12日、崔さんは不法拘束に抗議して絶食を始めた。23日後、崔さんは意識不明となり、排泄物を漏らすようになって2日経っても、労働教養所では何の緊急措置もとらなかった。噂によると、崔さんは2008年8月11日に馬三家労働教養所から脱出し、現在行方不明である。

 崔さんの家族も法輪功を修煉しているため迫害に巻き込まれた。2008年8月14日、崔さんの妻の兄夫婦は、経営する店で遼寧省瓦房店公安局中国共産党の警官によって強制連行された。店員の中に法輪功修煉者が2人おり、うち一人が同時に連行された。もう一人は店にいなかったため連行されなかったが、実家が不法侵入され、家財を没収された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/19/184347.html