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法輪功修煉者が両親の救援を求め、ニューヨーク州議員が支援を表明(写真)

(明慧日本)2008年8月18日中国国内で拘禁中の肉親の家族が、ニューヨーク中国大使館前で釈放を呼びかけ、中国共産党当局は直ちに責任を果たすよう呼びかける記者会見を開いた。記者会見後も引き続き、2008年8月19日、法輪功修煉者・張霜穎さんとアンニ・李さんは再びニューヨーク州議会の新聞室で記者会見を開き、中国共産党当局がオリンピックを口実に拘禁した老齢の両親を救援することを呼びかけた。ニューヨーク州衆議員のティム・ゴードン (Tim Gordon) 氏、ニューヨーク州の立法と政策事務室主任代表のデヴィン・レンダー (Devin Lander) 氏は記者会見の席で発言し、支援を表明した。

フラッシング在住の張霜穎さんは中国共産党に拘禁された母親の救助を呼びかける

ニューヨーク州アルバニー在住のアンニ・李さんは中国共産党に拘禁された両親を救援するように呼びかけた

 ニューヨーク州アルバニー在住のアンニ・李さんは、母親(67歳、副教授を定年退職)の救助を呼びかけた。彼女の母親は法輪功への信奉を堅持して修煉していたために、オリンピックの前の5月24日、不法に甘粛省蘭州市リュウ家湾洗脳斑に送られた。リュウ家湾洗脳斑は一般に蘭州市法制育成訓練学校と称され、2001年12月に創立した。ここは甘粛省の法輪功修煉者を迫害する基地で、6年あまりの間、迫害で死に至った人や、不具になった法輪功修煉者が数多くいる。48歳の劉志芳さんはここで不法に1ヶ月拘禁された後迫害されて死に至ったのである。

 アンニさんは、「母親は不法に拘禁されてすでに3ヶ月あまり、連絡する手だてはないままで、とてもやきもきさせられます。所謂オリンピックの安全を名目にして、2千5百人以上の法輪功修煉者が不法に連行され拘禁迫害をされています。私は直ちに私の母親とすべての法輪功修煉者を無条件に釈放することを要求します」と指摘した。

 フラッシングに居住の張霜穎さんは両親とすでに15年ほど顔を合わせていない。7月始め、彼女の父親(67歳。物理教授を定年退職)の張興武さんは山東済南の警官に不法に連行され、情況は知る由がないままという。母親の劉品杰さんは7月以来2度も不法に連行されている。張霜穎さんは緊急に国際社会が助けを提供するように呼びかけている。

 張霜穎さんは、「7月8日、20数人の警官は防犯ドアを強行に開けて、不法に両親の家に侵入し家財を没収した。悪警官たちは手当たり次第に持って行くことのできるものをすべて持って行ってしまった。母親は留置場に拘禁されて耐えきれないほど苦しめられ2日後、深刻な脳卒中で半身不随になってしまった。悪警官たちは責任を負うことをさけようとして、弟に1万元を出させて母親を釈放するようにしました。しかし、8月5日に母親は再び連行されました。父親はずっと済南市留置場に拘禁され続けています」と陳述した。

 ニューヨーク州の立法と政策事務所主任代表のデヴィン・レンダー (Devin Lander) 氏は「これは明らかに一つの深刻な問題である。私たちはここに来て(法輪功修煉者に対して)支持を表明し、更に私たちはどのようにしてこの問題を解決することができるかを吟味したいと思っている」と述べた。

 ニューヨーク州議員のティム・ゴードン (Tim Gordon) 氏は「私たちは一つの問題に直面している。ニューヨークのある団地に住んでいる米国公民の法輪功修煉者の、中国にいる家族が中国国内で不法に連行されている。中国は大金を費やして21世紀以後に中国の新しい顔を全世界に展示する試みをしたが、しかし一部で間違いを犯しており、人権を無視している。中国は国連の一員として、もし本当に人を惹き付けることに興味があるのなら、とても簡単である。私たちの公民のアンニさんに母親と連絡させて、彼女の母親に米国へ渡る事を許可し、人々に中国の時代は変わったと示すことである。でなければ、彼らはどれだけの体育館を建てたにしても、根本的に何も変わっていない」と述べた。

 2008年8月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/21/184511.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/22/100034.html