日本明慧
■印刷版   

「もう1つの五輪金メダリスト:禁止された法輪功」

(明慧日本)テクノロジー専門ブログ「シリコン・アレー・インサイダー」に掲載された記事、「もう1つの五輪金メダリスト:禁止された法輪功(Another Olympics Gold Medalist: Banned Chinese Sect Falun Gong)」によると、北京五輪の最も大きな心配の一つは、中国共産党の迫害を受けている法輪功などの団体に声を出す舞台を与えることだったという。

 中共は北京オリンピック期間に、抗議活動について徹底的な防止と鎮圧の手段を整え、外国人記者がインターネットを利用することを制限した。しかし、法輪功修煉者は世界が中国に注目しているチャンスを有効に利用して、中国の人権に対する関心を喚起した。

 研究機関「TubeMogul」の追跡調査によると、オリンピックの1週目に法輪功の13本のネットビデオ(Video)は人気トップ100に入り、350万人がアクセスした。2週目にまだ4本のビデオがトップ100に残り、100万人のアクセス数を保った。「TubeMogul」が20のビデオシェアウェブサイト(YouTube、Revver、Dailymotion、Metacafeなどを含む)のアクセスデータを統計して分析した。

 「TubeMogul」が2006年にビデオウェブサイトの統計を始めて以来、法輪功が初めてトップ100に入った。オリンピック開幕日の前までは、法輪功のネット動画アクセス数は9万5千しかなかったが、どうしてこのように大きな変化が起きたのか? 原因はまだ特定できないが、広報活動(PR)の強化や他のウェブサイトに広告を掲載するなどがアクセス数のアップにつながったと思われる。しかし、最も主な原因は、ビデオの中に人の心に訴える内容、例えば中国の労働教養所で拘禁中の法輪功修煉者の臓器を盗んで売買する事件の報道があったからだとした。

 2008年8月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/27/184870.html