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遼寧省錦州市:5人の法輪功修煉者が重刑に

(明慧日本)遼寧省錦州市太和区裁判所は2008年8月27日午前、劉鳳梅さんなど5人の法輪功修煉者に対して8月4日から8月13日までの間に実施した、不法な裁判結果を公表した。劉鳳梅さんは不法に重刑13年に、張秀蘭さん、黄成さん、曲成業さん、胡玉元さんの4人にはそれぞれ6年の重刑に処せられた。5人の法輪修煉者を弁護する正義なる弁護士が直ちに出廷した。

 当日、法廷で裁判官・梁賀詳が不法な判決結果を読み上げた後、5人の修煉者は全員上訴した。劉さんたち修煉者が法廷から連れ出される時、劉さんは迫害に加担した裁判官や検察官に向かって大声で、「中国人が中国人を殺さないでください! 悪事をやめてください!」と言った。その時、太和区裁判所の警官隊長・潘洪仲は多くの人々の目の前で、なんと拳で劉さんの胸部を力強く殴った。傍聴席にいた劉さんの息子はこれを目にすると、激怒して立ち上がり、潘洪仲に「殴るな!」と叫んだ。劉さんの弟も立ち上がり、「公衆の面前でも人を殴るのか!」と叫んだ。裁判官・梁賀詳はこの叫び声を耳にすると、意外にも「それがどうしたというのだ? まだ叫ぶとお前たちを連行するぞ」と言い出した。傍聴席にいた人々はこれを聞いて非常に憤慨した。

 法輪功修煉者・胡玉元さんは法廷から連れ出される時、大声で裁判官らに「法輪功を修煉して、善い人になるのは罪ではありません! あなたたちはこのようにして、冤罪事件を作っているのです!」叫んだ。

 情報によると、正義ある弁護士は引き続きこの5人の法輪功修煉者のために、二審で無罪の弁護をするという。

 錦州市太和区裁判所は今年8月、また山東省莱州市の法輪功修煉者・張立田さんに対しても秘密に裁判を行い、5年の判決を言い渡した。おかしいことに、張さんに対する判決文には孫敬超は人民陪審員で、蕭丹は書記であったが、劉さんなど4人の判決文にはこの2人が逆になっており、蕭丹は人民陪審員で、孫敬超が書記になっていた。少しでも法的知識を持っている人なら分かるように、裁判所のメンバーの職位は明確で、みな専任であり、気の向くままに替え玉になることや職位を交換することは絶対にできないことである。さもなくばこれは不法なことである。このような不法な法廷の構成であるからこそ、このような不法な裁判だといことが証明される。

 錦州市「610弁公室」の新しい頭目は李衛家(50歳前後、男性)で、前の職位は錦州市公安局総合管理事務室の副主任であった。

 錦州市の法輪功修煉者・項英さん、苗建国さんなどは現在錦州刑務所の新収大隊に強制連行されている。

  2008年8月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/29/184966.html