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第二回「中国舞踊コンクール」二次予選、見事な演技が続出(写真)

(明慧日本)2008年8月23日、第二回「中国舞踊コンクール世界大会」がニューヨーク・シティのタウンホール (Town Hall) で行われ、41名の競技参加者は全身で中国舞踊の身法、身韻、および舞踊の内包を現し、見事な演技が続出し、会場の西洋人の観衆は感嘆の声をあげた。
青年男子の部競技参加者の趙亮さんは『扇若剣舞』を披露
青年男子の部競技参加者の呉巡天さん
青年女子の部競技参加者の蘇仙姿さん
青年女子の部競技参加者の董美ジンさん
青年女子の部競技参加者の黄ティンチェさん
少年女子の部競技参加者の周暁さん
少年女子の部競技参加者の池新雷さん
少年女子の部競技参加者の蔡翹楚さん
少年男子の部競技参加者の劉シンさん


 大会審査委員:純粋ですばらしい芸術は国境なし

 大会の審査委員・ 李維ナさんは、「中国人の一挙手一投足、表情を含めて、すべて民族の趣を持つ。中国舞踊は、舞踊の動作と技術の伝承だけでなく、歴史と文化の伝承でもある。各時代の異なる文化は、中国人の中に格別な味として残っており、この特有な中国風味が中国舞踊の趣である」と語った。

中国舞踊芸術家、大会審査委員の李維ナ氏

 中国舞踊が広く世界各民族に好んで受け入れられる現象について、大会審査委員の曹逸さんは、「中国舞踊は深い伝統の美学の基礎の上に創り上げられ、私たちの舞踊大会はこのような純真さ、純善と美しさが現れる純正の芸術スタイルを提唱する。中国舞踊の手法と独特な趣は存分に人の様々な内心の感銘を豊かに表現している。すばらしい感情は人類共通のもので、自然に人の心を感動させ共鳴を引き起こすことができる。これは国境のないもので、すべての人が味わうことができるはずだ」と述べた。
中国舞踊教育家、大会審査委員の曹逸氏


 メディア関係者:中国舞踊はすばらしい情報を伝達する言語になっている

 サイモン・アップルボム (Simon Applebaum) 氏が有線テレビの新聞とファッションの領域を牛耳ってからすでに4分の1世紀近く経ち、多数のCATVのチャンネルと雑誌の編集、映画の制作、および司会者を担当している。

 今年の大会について、彼は、ハイレベルな選手が多く参加して嬉しく思うと話した。「新しい顔が多く、北米、ヨーロッパ、日本、台湾から選手が集まった。中国舞踊は世界中の広範囲で認知され、鑑賞され、とても嬉しく思う。しかも、去年のいくつかの試合に参加した選手は驚異的な進歩を遂げ、来年の大会は更にすばらしくなると予想される」と語った。

 去年の大会について、サイモン氏は依然として記憶に生々しく印象に残っている。舞踏家たちは水袖、扇子、劍、およびそれぞれの想像を超えた道具を用いて自分の身体の可能性を伸ばし、自分の感情を伝え、呼吸、挙手投足はすべて独特で、印象深く残るものである。「私は男子の袖舞を見たのははじめてで、感動した。私は、その袖を高く投げた場面が最も印象深く残っている」と述べた。

 ロシアの太極教師:中国舞踊をよく理解できる

 太極教師のレーブレート (Yakov Reyblat) 氏は、二次予選が終わった後もまだもの足りず、女性の友人といろいろな舞踊大会のサイトを調べ、中国舞踊に対してさらに深く理解しようとした。ロシア出身のレーブレート氏は今年2月、新唐人の全世界華人新年の夕べ(神韻芸術祭)を観賞してから、中国の舞踊と中国の古き伝統と文化に夢中になった。彼は、「中国舞踊は中国の古い歴史と文化を表しており、中国人のすばらしくて豊かな内心の感情を表している。私たちロシアが中国と比較的に近いためだろうか、私は中国舞踊に対してよく理解できる」と述べた。

太極教師のレーブレート氏と彼女

 西洋のバレエ等の形式と比較すると、中国舞踊の表現力と感動させる力はさらに強い。「それは、舞踊役者たちの表情、身体、関節、指先まで、彼らは体のすべてで踊り、すべてが彼らのストーリーを表し、すべてが彼らの感情を表現しているからだ」と、レーブレート氏は語った。

 レーブレート氏の彼女はポーランドから来て、今は大学で社会学を学び、中国舞踊を観賞するのは今日がはじめてだという。彼女は大会の後で一番したいことは、帰ってからインターネットでを調べて、どこで中国舞踊を学ぶことができるのを探すことだという。「これらの舞踊の中に、一種の言葉で表現しがたい比類のない美しさが潜んでおり、これは近代的な社会の中ですでに出会いにくく、とても貴重な存在だ」と彼女は内心から話した。

 彼女は、中国舞踊は最も優雅で、すばらしいボディーランゲージである。これらの舞踊役者たちは自分の身体と心を使って観衆とつながり合い、実に感動させられたという。

 2008年8月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/24/184693.html