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信仰は迫害されるべきではない(写真)

(明慧日本)2008年8月23日、モントリオールのMont-Royal地下鉄前の広場で、法輪功修煉者たちが煉功する場面が通行人たちに注目された。また、中国共産党からの残酷な拷問の実演活動も行なわれた。相次いで両側から往来してくる人々は、煉功と迫害のあまりにも対照的な活動場面を見て驚いた。足を止めて法輪功修煉者の話を聞き、署名をして迫害に抗議する人がたくさんいた。

モントリオールの法輪功修煉者は法輪功の功法を実演すると同時に、残酷な拷問の実演を通して中共の邪悪さを暴く




真相を知るようになった人々は、迫害に抗議する署名をした

 ブース前にやってきたAnita Veilleuxさんは、「信仰はこのように迫害されるべきではありません」と言いながら、拷問の実演の前でたたずみ、非常に悲しんでいる様子だった。彼女の言葉は、人々によって最も多く繰り返された言葉である。中国共産党による平和的な法輪功修煉者に対する残酷な迫害を見て、人々はどのような言葉をもって気持ちを伝えるべきか分からなかった。列に並んだ人々は、中国共産党による法輪功への迫害を止めさせる署名をし、自分の気持ちを伝えた。

 往来する人々は、初めて法輪功の話を聞いた人もいれば、中には以前から聞いたことはあるが、具体的なことは知らない人もいた。たくさんの人々が法輪功修煉者にいろいろな質問をした。中国共産党は九年間にわたってたえず法輪功への迫害を行なってきて、特に中国はオリンピック開催に際して世界中から注目される時だが、法輪功への迫害をやめるどころか、かえってオリンピックを口実に法輪功修煉者に対する迫害を強めている。オリンピック開催前、6ヶ月間で中共の法輪功への迫害は8千件以上にも及び、その間、迫害により殺害された法輪功修煉者が急増した。

 人々は、法輪功修煉者たちがこれほど残酷な迫害を受けていることを知って驚き、さらに、中共が世界中の人々を欺いていることに驚きを隠せなかった。そして人々は、より多くの人々にこの迫害事実を知ってもらいたい、と話した。

 Peter Zuhlerさん夫婦は、拷問の実演の前にしばらく立って、離れようとしなかった。Peterさんはイスラエルから来て、モントリオールで5ヶ月間滞在している。モントリオールでこのような事実を知ることができて良かった、と話した。

 拷問の実演をしていた法輪功修煉者・王暁華さんは、かつて中国雲南省昆明市でエンジニアを勤めていた。しかし、法輪功や真善忍の信念を堅持したことで、中国共産党の関係者らに、雲南省第二労働教養所に投獄され、迫害を受けた。

 王さんの話によると、彼は不法に拘禁されていた間、2002年1月ごろ、ある病院の医師たちが法輪功修煉者らに対して、非常に詳細な身体検査を行なっていた。心電図、血液検査など、さまざまな検査が行なわれた。その後、中国共産党による法輪功修煉者の臓器狩りの事実が分かってから、王さんも危うく臓器狩りの対象として利用されそうになっていたことを知った。

 夕方になると、通行人が減るにつれて、法輪功修煉者の活動も終えた。最後に、法輪功修煉者たちは、「中国共産党による虚言が暴かれつつある、より多くの人々が真相を知り、自分の未来を選んでいることを大変嬉しく感じている」と話した。

 2008年9月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/25/184734.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/27/100166.html