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労働教養所幹部、悪の報いを受け懺悔


文/カナダ大法弟子

(明慧日本)(以下の文章は、同修・黄さんの口述に基づいて整理したもので、当事者の安全のことを考えて実名と労働教養所の名前は伏せてあります)

 黄さんは、この1年間、毎日中国大陸各地の公安局や、派出所、労働教養所の警察に電話をかけ続け、彼らの良知を呼び起こさせ、邪悪から離脱し、罪悪に満ちた心を洗い流し、法輪功修煉者への迫害をやめるよう勧めてきました。彼女の度重なる忠告の下、邪悪な共産党から脱退した警察官も現れ、そして悪事をやめ、陰で大法弟子を保護するようになった警察官もいました。また修煉をはじめた警察官もいるなど、感動的なストーリがたくさんありました。最近黄さんから聞いた一事例をあげて、みなさんと交流したいと思います。

 瀋陽のある労動教養所の某処長は、この数年来法輪功修煉者への迫害に参与した人物の一人でした。私は明慧ネットから彼の電話番号を調べ、8月26日に彼に電話をかけ、即座に法輪功への迫害をやめるように忠告しました。同時に法輪功修煉者たちは、みな「真、善、忍」を修める良い人たちばかりで、良い人たちを迫害すると、それに相応する報いが来る道理を説明してあげました。さらに迫害に参与して報いを受けた悪徳警官たちの事例が、明慧ネットに実名で公表されていることも説明してあげました。すると彼は、突然大声で泣き出したのでした。その訳を聞くと、彼は「私にもその報いが来ました」といい、その経由を話し始めました。

 2008 年7月8日の夕方6時頃、彼がまだ帰宅していない間に、彼に恨みを持つ男が家に押し入り、刀を振り回し、彼の妻と2人の子供を殺したのです。当時、妻の母親も現場にいたのですが、彼女には触れなかったそうです。最後に男は「いつか彼も殺してやる」と言い残して去って行ったそうです。妻、子供を殺した犯人はまだ捕まっておらず、彼は、毎日恐怖に怯えて震えているといい、これはまさに、この数年来の法輪功への迫害から来た報いであると信じていると言いました。そして「どうしたらいいのか? 」と聞いてきたのでした。

 そこで私は、今から法輪功への迫害に参与するのを止めて、心をこめて「法輪大法好」、「真善忍好」を暗唱すると、恐怖心を軽減することができ、まだ救われる余地があるかもしれないといいました。そうすると、電話の向こうから、彼が「法輪大法好」を大声で繰り返し唱える声が聞こえてきました。彼は泣きながら叫んでいました。「これでやっとわかったでしょう? 法輪功修煉者たちは、みな「真・善・忍」を修煉する良い人であることを。あなたが迫害に参与したのだから、いい結末があるわけがないでしょう?」私がこう言うと、彼は泣きながら言いました。「はい、よくわかりました。私があんなにあなたたちを迫害し、悪いこともたくさんしたのに、あなたは私を恨まないで、返って私を救おうとしています。これから私はもう二度と法輪功への迫害には参与しません。これからは徳を積み、善行を行うことを誓います」と言い、そして彼は、また「法輪大法好」、「真善忍好」を大きな声で唱え始め、自分も法輪功を修煉し、いい人になることを誓ったのでした。

 2008年9月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/2/185192.html