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山東省蒙陰県の法輪功修煉者・季永師さん父子を連行

(明慧日本) 2008年8月18日午前10時20分頃、山東省蒙陰県「610弁公室」と桃墟郡派出所の4人の警察が、不法に山東省蒙陰県桃墟郡西ド山の法輪功修煉者・季永師さん(37歳男性)の家に突入して、季永師さんを桃墟派出所まで連行して取り調べるとの口実で、本人を誘拐しようとしたところ、季さんはこの理不尽な要求を拒絶した。4人の警官らは季さんに対して殴ったり蹴ったりし、季さんの顔面は出血し、背中には青あざができた。桃墟派出所の指導員が最も狂暴だった。

 季永師さんの70歳あまりの父親・季立平さんは、息子がめった打ちされるところを目撃して、息子の為に4人の警官に抗弁した。しかし、おごり高ぶった警官は発言させず、季さんと一緒に父親も無理やり車の中に押し込んで、2人とも裸足のまま派出所に連行した。この4人はまた不法に法輪功の書籍2冊、一部の真相資料、MP3、携帯電話を没収した。午後になって、父親・季立平さんは蒙陰県留置場に移送され、季永師さんは桃墟郡派出所内で不法に取り調べを強制された。

 季永師さんは、質素、善良な村民である。1999年、法輪功の真相を説明するつもりで上京し、陳情に行った際、県公安局および郡の関連人員に連行され現地に移送された。その後、季永師さんは仕方なく流浪の生活を強いられた。

 2000年1月25日、季永師さんは再度北京へ陳情に行ったため、帰郷後、避難して流浪生活をしなければならなくなった。桃墟郡の中国共産党の胡発明、石運端らは季永師さんの妻とまだ2歳の息子を誘拐して、司法局と一人っ子委員会寮に40日あまり監禁した。家具、農機具、家電製品などを含む家のすべてを運び去った。敷地側にある植え木も切って運び、小さい洗面器の台までも悪人・石運星に没収された。包西堂は玄関のドアをはずして、家屋を取壊すと言いふらしたが、その場で正義の人に阻止された。最後に1万元をゆすり取ってからやっと親子2人を釈放した。

 2000年8月13日、季永師さんは再度北京に行って大法のために陳情したところで、天安門の警察に連行された。めった打ちされて、顔面が変形してしまい、数回も気絶したことがある。その後、蒙陰県留置場と県の610弁公室の思想改造施設でそれぞれ迫害され、11月に王村に移送されて、不法に労働教養処分3年を科された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/21/184494.html