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北京の法輪功修煉者・郎春旭さん、労働教養処分に

(明慧日本)現在まで明らかになったところによると、北京の法輪功修煉者・朗春旭さんは不法な労働教養処分を言い渡され、大興団河にある「労働教養人員調遣処」に連行された。その後、音信が絶えているという。

 2008年5月13日(四川大地震の翌日)夜11時頃、北京の法輪功修煉者・朗春旭さんがちょうど自宅に帰ったところに、朝陽分局国保と安貞派出所の6人の警官が家に押し入って来て、郎さんに「調査協力のため同行しろ」と要求した。

 朗さんは「本当に調査のためならば昼間に来るはずですが、なぜいつも深夜に騒ぎを起こしに来るのですか? 自分は法に違反したわけではないし、子供はまだ一歳なので、深夜の調査には協力できません。正常な調査の手順で昼間にしてください」と返事した。国保の警官はその場で安貞派出所に電話し、「12時間召喚証」を出してもらい、そして派出所副所長・張立軍が自ら出向き、本人や家族の強い反対を無視して、郎さんを強制的に連行した。

 当時、安華社区弁公室主任は、郎さん一家はみな善良な人柄で、朗さんの父親は亡くなったばかりであることも熟知していたため、何度も副所長・張立軍に電話して取り成そうとしたが、警官らは拘禁することに固執した。
 
 5月14日午前、警官らは「証言者」2人を連れて郎さんの家を家宅捜索し、すぐ法輪功に関するUSBメモリを発見したが、家族は朗さんのものではないと言った。その後、張立軍は自身で捜査し、本とCDを見つけ、郎さんを強制的に朝陽支局留置場に連行した。

 6月中旬、家族は「労働教養通知書」を受け取った。正常な司法手続きのないまま、郎さんは不法に2年6カ月の労働教養処分を言い渡された。理由はでたらめな「法の執行を破壊」したというものだった。6月30日、郎さんは親族に委託して北京市市政府に正式に「行政複議申請書」を提出したが、この文章の執筆当日まで何の対応もない。

2008年9月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/2/185163.html