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勝利油田の法輪功修煉者・呉素瓊さんの迫害状況

(明慧日本)呉素瓊さんは、三東省勝利油田(国有企業)黄河鑽井鑽前公司職員の家族である。2006年春節の前、鑽前公司の中共関係者が呉さんを強制連行し、洗脳しようと計画したが、危険性があると感じた呉さんは家から出て流浪の生活を始めた。

 呉さんの夫が社内の中共関係者の指示を受け、呉さんの知り合いと親戚の所に呉さんの生活を妨害しに行った。母親が法輪功修煉者であることで、呉さんの娘(15)は父親の職場の中共関係者に脅かされ、精神的障害となり、生活と学校の勉強がまともにできなくなってしまった。そのため、呉さんは娘を連れながら流浪の困難な生活を強いられた。

 2008年7月22日午前、呉さん親子2人ともう一人の法輪功修煉者・趙鳳英さん(60歳代)の3人が一時泊まった所で、水県党家交番の警官・章丘明らに強制連行された。

 当時、党家交番の7、8人の私服警官が捜査手続きもなしに強盗のように呉さんの住んでいる所に侵入した。屋内のすべての物がひっくり返された。趙鳳英さんが警官の行為を阻止したため、警官・崔玉玲に殴られて倒れ、趙さんの頭の後ろには卵ほどの大きな瘤ができて腫れた。3人は固まって離れたくなかったが、中共警官たちは3人に強烈な暴行を加えた後、年上の趙さんと呉さんの娘を先に強制連行した。呉さんが家に戻って玄関の鍵を閉めたが、警官は塀を乗り越え、再び呉さんを死ぬほど殴ってから手錠をかけて車の中に引っ張り入れた。近所の人々は警官の暴行を見ており、目撃者として証明できる。

 次の日、3人は済南収容所に不法に拘束された。収容所でルールに従わない呉さんが非人道的な虐待を受けた。収容所の警官のリーダー・張逸仙は、陸萍など収容所の受刑者を指示し、呉さんに対する暴行を加えた。受刑者たちは呉さんを殴ったり蹴ったりした。呉さんを叫けばせないため、受刑者は枕や毛布などを使って呉さんの口を押さえたり、手で首を絞めたりした。断食で抗議をした半月後、呉さんは意識がはっきりしない状態になった。

 2008年8月8日夜、夫の会社(黄河鑽井鑽前公司)の中共関係者が呉さんを勝利酒店(ホテル)まで移動し、迫害し続けている。呉さんの娘は8月9日午前、集輸洗脳センターに強制連行された。その後、娘は断食で抗議し始めた。王俊美という人が娘の洗脳教育の担当になっている。

 8月9日、呉さんは呼吸困難の状態になったため病院に送られた。その後ホテルに移送され、8月14日、重体になっている呉さんを、夫の会社(黄河鑽井鑽前公司)は中共関係者に許可を得て実家に帰した。

 現在、呉さんの私生活は日々監視されている。国有企業職員をしている夫が完全に会社の中共関係者の命令に従って妻を非難している。妻の体調が良くなれば、また、洗脳教育センターに送ろうとしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/28/184910.html