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山東省済南市の劉如平さん夫婦が連行された

(明慧日本)山東省済南市長清区の法輪功修煉者で元山東舜天弁護士事務所の弁護士・劉如平さんと妻の張承蘭さんは長清「610弁公室」と長清公安支局の警官に連行された。

 2008年8月12日午後3時頃、張承蘭さんは仕事で外出した際に、待ち伏せしていた長清「610弁公室」と長清公安支局の警官らに連行され、家の鍵も奪われた。警官らは家にいた夫・劉如平さんと息子の許可もとらず、勝手に侵入して家宅捜索をした後、パソコン、プリンター、消耗品、真相資料などを没収した。今回の連行や差し押さえに参与した警官は「610弁公室」の孟遷と新城派出所の警部・郭軍などである。

 警官らは劉如平さんを連行して階段を降りる時、劉さんが「悪人が人を連行しているよ!」と大声を出させないために、警察がよく使う唐辛子の水を顔、目、口に噴きかけた。劉さんは話すこともできず、目も開けることもできず、ただ涙を流すばかりだった。 さらに恥知らずな警官らは劉さんと息子の反対を押し切り、7万元の預金通帳と銀行カードも奪って行った。 

 家宅捜索され、家財を差し押さえられた後、劉さんは悪名高い済南市劉長山地区にある済南市洗脳班に、妻の張承蘭さんは済南市留置場に拘禁された。

 調べによると、夫婦2人が連行される前、長清区の警官らは数日間、監視と尾行をして、写真を撮り電話を盗聴した後に手を出した事が分かった。

 2005年12月14日、劉如平さんはかつて不法に労働教養処分1年3カ月を科され、王村労働教養所に拘禁された事がある。監禁されている間でも、劉さんは自分の信条を堅持し、洗脳、転向を拒絶したため、精神的、肉体的に極めて過酷に苦しめられた。劉さんに対して怒りを持っていた王村労働教養所側は、刑期満了にも拘わらず、再度、劉さんに不法に2カ月と22日間を延長して、さらに迫害した。

 劉如平さんの迫害された事実はかつて数回に亘り明慧ネットで暴露したことがある。

 済南市長清区の「610弁公室」と公安支局は今年来、何度も合鍵を作り、ドアを壊しては押し入るという方法で、不法に法輪功修煉者の家を掻き乱している。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年9月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/24/184660.html