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湖南省長沙市 : 王雨キさん、李志鴻さんはオリンピック期間中に強制連行された(写真)

(明慧日本)王雨キさんは湖南省長沙市雨花区の住民で、8月18日午後、在宅中に、雨花区左家派出所の5、6人の警官が、突然、家に乱入し、王さんを強制連行した上、王さんのパソコンなど家財を不法に差し押さえ没収して持ち去った。家の中はメチャクチャにかき乱された。

 王雨キさん(34)は、雨花区駅南路小学校(元長鉄五小学校)の教師で、幼い時から書道を習い始め、書道ではかなり造詣が深く、長沙市書道協会の会員である。王さんの教えと指導により、駅南路小学校の子供達の毛筆と硬筆の書道レベルは急速に高まり、数人の教え子の書道作品は何度も国内外で受賞したことがある。

 王さんは不法に強制連行された後、何の司法手続きもなく、すぐに長沙市福区ロウ刀河鎮の長沙市法制教育訓練センターへ送られた(このセンターは法輪功を迫害する専門機構で、長沙市「610弁公室」により設立され、実質上は法輪功修煉者たちに信奉を放棄させるための洗脳センターである)。洗脳班では、王さんはある部屋に監禁され、24時間監視された。人身の自由は全くなく、毎日長沙市610弁公室の手配した人物が「授業」に来る、あるいは、王さんが「胸の内を話す」話し相手が来る。テーマすべてが法輪功を誹謗する内容で、王さんに法輪功への信奉を放棄させようとするものである。

 王さんの子供はまだ6歳で、幼稚園に通っている。夫は仕事のため、長年湘潭にいて、週に1回しか帰宅できないので、王さんが連行された後は、子供の面倒を見るのは年老いた両親で、2人の肩にかかってきた。

 同じ日、不法に連行されたもう一人は長沙市の住民の李志鴻さん(35)で、仕事は南方建材会社の財務部で会計をしていた。会社では、李さんは仕事に対して責任感が強く、いつも真面目にコツコツと仕事をし、善良で人付き合いがよく、いつも子供のように陽気な笑顔で、同僚達は皆李さんと仲良く付き合っていた。李さんは、長沙市芙蓉区文芸路派出所に不法に強制連行された後、現在行方不明になっている。

長沙市「610弁公室」法制洗脳班の正門
長沙市「610弁公室」法制洗脳班の拘禁用ビル

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/28/184901.html