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本渓市:法輪功修煉者の孫鉄春さん、薬物を注射され心神喪失

(明慧日本)遼寧省本渓市の法輪功修煉者の孫鉄春さんは、最近中国共産党のメンバーに不法に強制連行された。孫さんは法輪功の修煉を堅持し、「真・善・忍」に基づいて、より善い人になろうとしていた。しかし、かえってそのことで何度も中共に迫害を受けたのである。孫さんは心身共に酷くダメージを受け、身体は今も完全な回復には至っていない。 

 2004年9月、孫さんはバスに乗車した。途中、牛心台派出所の警官である李占南に不法に強制連行、派出所で拘禁された。そして、市内の留置場でも再度不法に拘禁。1カ月の迫害後、同じく不法に3年間の労働再教養の処分を下された。孫さんはこの3年間に渡っても「真・善・忍」を信じ続けてきた。しかし、このことで威寧営労動教養所で残酷な迫害を受け、7、8回も監禁された。さらには3回にも渡って期間を延長される重刑を科せられた。期間の延長時には、悪らつな警官に不明な薬物を注射されたことがある。その痛みに我慢ができなくなると、孫さんは叫び声を発したが、悪らつな警官の董波は犯罪者に命じて、その手で孫さんの口にガムテープを貼り付け、封じさせた。労動教養所の期間が半月余り延長されると、孫さんの手足は動くことも出来なくなり、精神状態も悪化した。 それにもかかわらず、悪らつな警官は犯罪者に孫さんの腕を無理やり引き伸ばし、強制的に運動をさせた。それと共に、孫さんに信奉してきた大法(ダーファ)を放棄させた。孫さんが服従しないと、悪らつな警官は再び孫さんの腕を無理やり引き伸ばした……。

 2006年7月、孫さんの身体は改善することもなく、手を持ち上げることすら出来なかった。このような酷い状況の中、管理科の孟という苗字の悪らつな警官が何人かの犯罪者を連れ、10数日間も孫さんの腕をまっすぐ伸ばしたままの状態で縛り続けた。その後、孫さんの左手と腕は、2カ月ほど経っても感覚がなかった。 後に7大隊で、李という苗字の悪らつな警官が強制的に孫さんに掃除をさせると共に、いわゆる“学習(注:洗脳行為)”に孫さんを参加させた。孫さんはこれを拒否したことで、悪らつな警官に二度も殴打された。そのうちの一回は、直属隊でのこと。悪らつな警官の鄭涛に、孫さんが「法輪大法は素晴らしい(ファルンダーファハオ)」と言っただけで殴打されたのである。

 2007年、3大隊で孫さんは法輪功の煉功をした。このことで、孫さんは王という苗字の悪らつな警官に歯をへし折られてしまった。独房では悪らつな警官が犯罪者に棍棒で孫さんを殴らせていた。このことで孫さんは大量に出血した。ちなみに、中国の法律では殴打・独房・刑罰などは禁じられているはずだ。ところが中共の党員は、国の法律を無視して、悪事の限りを尽くしている。こうして多くの法輪功修煉者が今も酷く迫害されているのだ……。さて、あるときのこと。悪らつな警官が孫さんを(法的にも禁じられている)“独房”に閉じこめていた。10月下旬の気温は非常に肌寒い。孫さんは悪らつな警官の劉少石に服を求めた。というのも、このとき孫さんが着ていたものは、ベスト一枚とパンツ一枚、ただそれのみであったからだ。ところが、劉少石はこの申し出を拒絶した……。労動教養所での3年にも渡る迫害のため、孫さんは心身共に酷いダメージを受けてしまった。孫さんの身体は今もなお、完全な回復には至っていない。労動教養所で毎回起きている、法輪功修煉者への迫害は、いずれもが労動教養所が直接、悪らつな警官や犯罪者に指図をすることで行わせているものである。

 2008年9月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/1/185095.html