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有名企業家が中共に殺害された

(明慧日本)2008年8月6日、河北省辛集市国保大隊の李暁峰、商業城公安出張所の魏朝暉らの6人は石家庄で陳西卜さん夫婦及び娘を連行し、辛集まで強制連行した。その後、毎日24時間、自宅周辺を見張りながら、時々自宅に侵入して日常生活に嫌がらせをした。出かけることすら許さなかった。個人財産である車も没収し、いまだに返していない。車を返すよう追及すると、パラリンピックが終わってからとか、10月1日以降などと言いながら、いつ返すのかまだ分からない。

 商業経営をしている陳西卜さん一家は、国家や地方法律を守っている優秀な市民である。しかし、この数年来ずっと絶えず中共の迫害を受け続けている。平安な日常生活すらできない。もちろん経営もできない。基本的人権も奪われている。56歳の陳西卜さんは成功の道を歩んだ企業家でありながら、毎日のように中共の迫害を受けて、心身共に大きなダメージを受け、2008年8月31日この世を去った。冤罪が晴れないまま、迫害を受けて亡くなった。

 陳西卜さんが亡くなった当日、いつも見張りをしていた中共の関係者は自宅に侵入した。しかし、陳西卜さんが亡くなったのを見てこっそり逃げた。

 陳西卜さん(男性)は、辛集市大士村出身。彼は普段辛集市商業城に住んでおり、革製品・衣類のプロである。非常に性格が穏やかな人であり、いつも他の人の利益を自分よりも大事にする人で、たくさんの友達がいました。人柄がとても正直なので、彼の商売はいつも成功していた。たくさんの正当な収入があり、生活が裕福で、家庭はとても幸せだった。特に、法輪功を修煉し始めてから、彼の商業は益々良くなり、心身とも健康になり、大好きな家族と共に毎日幸せな日々を送っていた。

 しかし1999年7.20、法輪功修煉者が中共による不法な弾圧を受けてから、陳西卜さん一家も他の修煉者と同様にさまざまな迫害を受けてきた。悪らつな警察の耿(コウ)超、耿(コウ)占鋒、賈立超らは警察の権利を濫用し、陳さんの自宅に時々侵入して嫌がらせをし、自宅から強制連行し不法に冤罪を被せる。また、貴重品、金銭など家財を奪う。今まで現金4万5千元、パソコン一台、プリンタ、カメラ、取材用の録音機、携帯電話3つ、モバイルPDA、バイク一台、自転車二台、腕時計二つ、ネックレス、指輪など家財を強盗した。

 陳西卜さん本人も数回も公安出張所、公安局、劉城などに監禁され、さまざまな残虐な迫害を受け尽くしていた。2001年〜2003年まで、陳西卜さんはずっと留置場に監禁され、迫害された。不法な迫害に抗議して6日間断食をして意識を失った。留置場の悪らつな医師は道徳心がない人で、竹の針のようなものでまだ意識がない陳西卜さんの手と足の指を刺した。意識のないまま陳西卜さんに喉から胃に至るまでパイプを刺し込み食物を注入した。悪らつな警察らは陳西卜さんが金持ちと知った後、絶えず彼の自宅に侵入して個人財産を強盗した上、日常生活に嫌がらせをしてきた。数回も不法に罰金を取り、実際に今までいくら強盗したか誰も分からない。

 2003年の元旦、悪らつな警察らは陳西卜さんの娘が結婚することを知り、公安局、610弁公室、裁判所、市政府の人を集めて、陳西卜さんの自宅に侵入し、家財を没収した。間もなく結婚を控えている陳西卜さんの娘、陳蘇さんの結婚指輪を奪った。その時、親娘二人を連行しようとしたが、陳西卜さんが心臓発作で地面に倒れた。救急車が来た時、悪らつな警官の一人は救助を許さず、親娘二人を連行し、病気のまま二人を留置場に監禁した。

 連行してから間もなく、悪らつな中共関係者は陳西卜さんにたくさんの罪を偽造し、懲役8年という冤罪を被せ、陳西卜さんを唐山豊南区刑務所に入れて監禁した。娘の陳蘇さんを石家庄労働教養所に入れて迫害した。陳西卜さんの弟の陳西鍵さん夫婦も、2001年の4月と5月それぞれ連行され、辛集市留置場に監禁された。さまざまな非人道的虐待を受け、2003年末、兄と共に陳西鍵さんも懲役7年の不法判決を受けた。現在、唐山冀東刑務所で迫害されている。

 唐山刑務所で、陳西卜さんは狭い牢屋に入れられ、長期に寝かせないなどさまざまな残虐な拷問を受け、心臓病が悪化し、危篤状態に陥ってから治療のために保釈した。

 しかし、保釈したと言っても、毎日のように見張りと尾行が嫌がらせしていた。2007年陳西卜さんを公安局国保大隊に連行し、耿(コウ)超ら三人は陳西卜さんに喉から不明な薬物を注入した。その時、陳西卜さんは大量の血を吐いた。翌日、大量出血によって、陳西卜さんの顔が大きく腫れていた。窮地に追いこめられた陳西卜さんは家を出て路頭に迷った。

 今年のオリンピックを前に、悪らつな中共関係者は、陳西卜さんの家族に対して今までよりもさらに残虐な手段で迫害した。陳西卜さんは迫害で家にも帰れず住む場所もない流浪生活を送っているので、悪らつな警察は連行できなかった。しかし、次に自宅に残された息子に手を出そうとした。国保大隊は商業城の出張所で結託をして陰謀を立て、陳西卜さんの息子を連行しようと脅迫した。自宅に侵入しものを捨てたり踏んだりした後、息子の妻にも暴力が及んだ。妻を地面に押し倒して、自宅玄関に泊めていた自家用車を没収した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/6/185392.html