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法輪功修煉者が留置場で虐殺されたことに関心を寄せて!(写真)

(明慧日本)総本部をアメリカ・カリフォルニアに置く「法輪功人権」機構は2008年8月22日より、各国の政府とメディアに対して緊急通知を発表、最近、中国共産党に不法に連行された法輪功修煉者、特に連行されて間もなく迫害で死亡した実例について関心を持つよう国際社会に呼びかけた。

 中国共産党は偽りと前代未聞の手法により、各種の迫害と虐殺行為を覆い隠していることに鑑みて、他のすべての中国の人権状況に関心を持つ組織と同じく、「法輪功人権」機構は、中国共産党が「オリンンピック」を利用して異見を持つ人に対する迫害を激化していること、特に法輪功修煉者に対する迫害行為を暴露した。

 「法輪功人権」が各国政府の関連機構、非政府組織、国際社会および関連メディアに呼びかけた書簡の中で、「中国共産党はオリンンピックを迎えるために人権の改善の許諾を履行しないどころか、事実上オリンンピックを『挙国清洗』を施す口実にしている。従って、大量で無罪の人々が不法に逮捕されて虐待され、迫害による死亡者も続出。ついにオリンンピックの被害者となったのである。この数カ月の間、全国各地で合わせて1万人を超える法輪功修煉者が不法に連行され、数週間、甚だしくに至っては数日の間に拷問で殺されてしまった。不法な逮捕の行動面積はかなり広く、甚だしきに至っては海外定住権を持つ華僑の国内の親族も逮捕の的となった。海外と直接連絡することのできる中国民衆はほんのわずかであるため、事実上迫害の状況は掌握されたものより遥かに超えていると思われる。よって、『法輪功人権』はオリンンピックによる被害者を取材する国際マスコミに対し、コンタクトの方法を提供する」と表した。

 書簡の中で、残虐に迫害され死に至った実例の一部が下記のように収録された。

白鶴国さん

 白鶴国さん、遼寧省灯塔市柳条鎭東広善村に在住。白鶴国さんは大連関レイ刑務所に不法に連行され、2週間足らずで迫害により死亡。内情を知る人の話によると、 白鶴国さんの遺体は頭部が大きく腫れ上がっただけでなく、舌も口の外に出て傷口が残っていたという。足は断ち切られ、睾丸はぼろぼろになり、やせて骨と皮ばかりで、明らかに無残にも迫害によって打ち殺された。

顧建敏さん

 顧建敏さん(53)は、上海市浦東大道栖山路陽光新村400弄13号601室に在住。彼女は2008年3月1日に浦東派出所の警官に不法に連行され、3月13日に迫害され死に至った。顧建敏さんの夫が最後に彼女に会った時、彼女の両眼は突き出て、瞳は大きく開き、口から血が流れ出ていたが、面倒を見る人は1人もいなかった。夫はひざまずいて、医者に顧建敏さんの緊急手当を求めたが、医者は表面的に緊急手当の処置を済ませただけで、すでに死亡したと宣告した。

 
顧群さん

顧群さん(50)は、遼寧省大連市に在住。2008年3月26日午後、顧群さんは法輪功の真相資料を配った時に天津街派出所に連行され、翌日、大連姚家留置場に移送され不法に拘禁された。4月9日午後2時頃、顧群さんの訃報が親族に告知された。顧群さんは不法に連行され、3週間あまり迫害で死に至ったのである。

孫冠洲さん

 孫冠洲さん(62)は、河南省禹州市に在住。孫冠洲さんは本来禹州市教師研修学校の中国語教師。2008年3月3日に国家保安に不法に連行され、3月9日に死亡した。家族は北関病院に行くよう通知を受けたが、会った時には、孫冠洲さんはすでに氷のように冷たい遺体となっていた。

 宗秀霞さんは、山東省イ坊市坊子区に在住。宗秀霞さんは警官に不法に連行され、4時間後に迫害によって死亡した。

 中国共産党の「血腥いオリンピック」はすでに幕を下ろした。しかし、その本性である各種の犯罪を覆い隠す欺瞞的な演技を自ら終えることはない。「法輪功人権」機構は中国で起きている法輪功修煉者に対する大規模な虐殺に関心を持ち続け、それらの犯罪を追跡し、暴露し続けている。

 2008年9月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/9/3/185233.html