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山西省陽曲県:3人の法輪功修煉者が不法に判決を下された

(明慧日本)2008年7月2日午前10時ごろ、山西省太原市陽曲県の裁判所は法輪功修煉者・曹冬隻さん、曹老虎さん、曹春旺さんに不法に裁判を行なった。7月11日、法輪功を修煉しているという理由で、3人に不法に3年間の判決を下した。現在、3人はその不法判決に対して上告中である。

 曹冬隻さん、曹老虎さん、曹春旺さんは陽曲県侯村郷上陽寨の法輪功修煉者で、3人は2008年2月6日夜(旧正月の晦日)、侯村郷の趙庄村、侯村、輝家溝村で「真善忍はすばらしい」、「法輪大法はすばらしい」、「法輪大法は正法」など真相を伝えるチラシを貼った際、真相を知らない人に通報された。

 2008年4月25日、太原市「610国保大隊」、陽曲県派出所、侯村郷派出所などが6台のパトカーに乗り込んだ警官20人以上が、同時に法輪功修煉者・曹冬隻さん、曹春旺さん、曹来存さん、曹老虎さんの自宅と勤め先を捜索し、4人と曹老虎さんの婿・張福軍さん(修煉者ではない)を連行した。また警官は、法輪功の書籍、テープ、DVD、ノート、MP3、VCD、テープレコーダーなどの個人財産も奪った。

 陽曲県公安局副局長は警官を連れて、当日の朝7時から11時過ぎまで曹冬隻さんの自宅をずっと捜索した。VCD、テープレコーダー、子供たちの勉強用のテープなどを奪い、曹冬隻さんにサインを求めたが断ったため、曹さんは警官に無理矢理手錠をかけられ、連行された。

 警官は、張福軍さんから情報を得るため張福軍さんを連行した。また、曹冬隻さんを拷問し、自白を強要した。

 曹来存さんは、村長を保証人として釈放され、張福軍さんは夜12時ごろ、兄を保証人として仮釈放された。

 曹冬隻さん、曹老虎さん、曹春旺さんは不法に陽曲県留置場に監禁された。2008年7月11日、陽曲県裁判所は3人に3年間の不法判決を下した。

 5〜6月の農業が忙しい時期、3人の法輪功修煉者は一家の重要な労働力である。しかし、中共政権の迫害によって、3人の家庭に大きな損失をもたらした。

 曹春旺さんの妻はまだ25歳で、1歳半の子供がいる。夫が連行された後、怖くてずっと実家に帰り、生活も苦労している。

 曹来存さんと妻は再び連行されることを恐れて、他の地方に住んでいる娘の家に引っ越した。

 曹老虎さんの家はおよそ7千平方メートルもの畑、りんご園、野菜畑などがあり、これらは体力を使う仕事で、妻と次女が背負わなければならなくなった。そして婿の張福軍さんは仮釈放のため、毎日欠かさず公安科に出頭しなければならない。仕事ができないことは張さんにとって大きなプレッシャーとなり、生活面でも経済面でも大きな損失を蒙っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/23/184586.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/6/100419.html