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満庄鎮の法輪功修煉者が受けた迫害事実

(明慧日本)2008年8月6日午前10時頃、山東省泰安市岱岳区の満庄鎮派出所の5、6人の警官が、法輪功修煉者・張金山さんの所属する星火科技園に突入、張金山さんを強引に不法連行した。その後、この悪らつな警官たちは、満庄鎮北留村の張金山さん宅に侵入し、強引に家財を押収、張金山さんの仕事用のパソコン一台と法輪功の書籍『転法輪』3冊を奪い去った。

 午後2時頃、悪らつな警官たちは満南村治保主任の張兆珂の指示で、この村に住む法輪功修煉者・秦振泉さん、張蓮桂さん夫婦の家まで来たが、この夫婦はドアに鍵を掛け、あえて解錠をしなかった。そして悪らつな警官たちに向かってこう言った。「放火犯、殺人犯、汚職犯を放っておいて、私のところに何をしに来たというのですか? これは法を知っていながら犯罪を犯していることですよ!」 夫婦がドアを開けないのを見ると、悪らつな警官たちは梯子で塀を乗り越え、侵入してきた。秦振泉さんは正念で脱出したが、妻の張蓮桂さんは今も状況がつかめず、すでに不法連行された可能性もある。

 冒頭で説明した張金山さん(32歳男性)は、山東科技大学卒で星火科技園に勤務。張金山さんは、1997年から法輪功を修煉を始めた。2000年から2003年にかけて3年間、王村労働教養所へ不法に連行され、迫害を受けた。現在、家には70歳近くの年老いた父親と精神状態が不安定な母親、そして農業に従事している弟がいる。家の生活は基本的には張金山さんの給料でまかなっていた。また、張蓮桂さん(45歳女性)は、泰安氏満庄鎮満南村の農民である。1997年から法輪功の修煉を始めた。以前は気管支炎があったが、「真・善・忍」をもって自らを律したことで、煉功後に心身共に大きなメリットを得た。

 今回の迫害を受ける前から、すでに張蓮桂さんは中共から迫害を受けていた。1回目は2000年から2001年の間のことである。このときは悪らつな警察に、済南第一女子労働教養所まで不法に連行され、1年間の迫害を受けている。2003年10月、張蓮桂さんは岱岳区満庄鎮派出所の悪らつな警官に済南の山東女子刑務所へ不法に連行、再び3年間、迫害を受けてきた。その後、張蓮桂さんは2006年10月にようやく家に戻ることが出来た。1999年から現在に至るまで、夫婦間の生活は、ほんの3年足らずである。

 秦振泉さん(46歳男性)は、満庄鎮満南村の農民である。1997年に法輪功の修煉を開始。秦振泉さんは以前は身体の調子が悪く、よく風邪を引き、長年薬から離れることが出来なかった。そのため「薬箱」のあだ名が付けられていた。法輪功を学んでからは、心身共に健康になり、家族全員がメリットを享受していた。

 1999年7.20以降、秦振泉さんは、幾たびも留置場へ不法に連行され、思想改造施設で迫害を受けた。うち1回は2001年、大晦日のことである。満庄鎮派出所の所長・馬守庄は、悪らつな警官らと共に秦振泉さんを強引に不法連行しようとしたが、秦振泉さんは正念で魔の手から脱出することが出来た。残りの一回は2002年9月末のことである。10時頃、岱岳区の刑事警察隊、ならびに満庄鎮派出所の14、5人の悪らつな警官が、塀を乗り越えて庭に侵入し、秦振泉さんを無理やり担いで不法に連行した。その後、秦振泉さんは王村労働教養所で3年間の迫害を受けている……。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/9/183710.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/27/100160.html