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崔占祥さんは3カ月間拘禁されて痩せこけた

(明慧日本)河北省泊頭市梁屯村の法輪功修煉者・崔占祥さん(68歳男性)は、2006年5月、外出先で警官に連行され、ゆすられた後に釈放された。2008年6月、崔占祥さんは、泊頭市裁判所にいわゆる「逃亡中の犯人」であると誣告され、不法に逮捕された。崔占祥さんは、すでに不法に3カ月間拘禁されおり、留置所では食事の量が制限されおり、空腹に耐えている。留置所から出て来た人の話によると、崔占祥さんは、骨と皮になるほど痩せこけ、座ることもできずに横たわっている。

 家族は何度も面会を申し込んだが、留置所の警官は「上からの指示で、オリンピックの安全のために、面会を停止する」と言った。今は、まさに秋の収穫期で、崔占祥さんが所有する約9千平方メートルのトウモロコシはすで熟しているが、刈り取る人がいない。

 崔占祥さんの息子と娘は側にいないので、妻と互いに頼り合って生きているが、妻は脳血栓の後遺症があるため、自力での生活ができない。崔占祥さん1人に頼って生活してきた妻は、生活が非常に貧困している。2008年6月12日昼ごろ、西辛店派出所の所長・李国棟は(梁屯村の村主任に紹介されて)約4千平方メートルの田畑を耕作している崔占祥さんに会いに来た。彼らはいかなる証明書も提示しないまま「ただ少し事情を聞く、家では不便だ」と言った。善良な崔占祥さんは、奥さんを心配させたくないため、かれらと一緒に家を出た。このようにして悪人らは、崔占祥さんを騙して、直接留置場まで連行した。

 この支離滅裂な痛ましい光景を見て、真相を知る百人以上の梁屯村の村民は怒り、憤慨し、さらに連署で泊頭市裁判所に陳情書を提出して、崔占祥さんを無条件に釈放するよう求めた。梁屯村の3人の幹部は、泊頭市裁判所に「直ちに崔占祥さんを無条件で釈放するように」と村民の願望を4回伝えた。しかし、泊頭市裁判所の関係者の泊頭市市長、市の委員会の書記、泊頭市の「610弁公室」(外部では「精神文明事務室」という)は、崔占祥さんの親族に対して、「もし、国外の記者がこのことを取材したら、全ての人員と指導者はその場で免職にする」と言って脅した。情報によると、西辛店郷の警官は、村民委員会が再度正義を貫くことを阻止し、村民委員会の公印を押収、関係者を派遣して梁屯村の出入り口を封鎖し、すべての人員と車両を検問した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/8/185499.html