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内に向って探すことについて


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)学法を通じて、私は内に向かって探し、そして自分の心性を向上することが、旧勢力に隙に乗じられず、師父の按配した道を正しく歩むうえでとても重要だと分かりました。トラブルが発生した時、大法弟子が内に向かって探すと、邪悪が抑制されたようです(邪魔しないこと)、という、ネット上のある学習者の文章を思い出しました。

 師父は、この方面の法を次のように説かれています。「まず自分を見て、自分に問題があれば、それを正しく対処すればよいのです。この場合、旧勢力にも成す術はなく、あなたの弱みを掴むことができず、自ずと止めてしまいます。もちろん、現在旧勢力が妨害をやめたとしても許すことができず、徹底的にそれらを根絶すべきです。正念を発して自分をきれいにしてから、旧勢力を根絶してください」。(『アジア太平洋地区学習者会議での説法』)

 私は明慧ネットの交流文を通じて、同じく内に向かって探してみると、とても早く向上したと感じました。以下は私が内に向けて探したいくつかの事例です。

 一、人間の道理で間違ったら自分の非を探す

 例えば、私の夫はいつも私に対して不満を持ち、夫に対して関心を持たず、いい加減にしていると文句を言いました。私は内に向けて探してみると、自分は修煉しているので他のすべてが重要ではないと考えてしまい、家事に対しても適当にしがちでした。食事を作ることや部屋の片付などは、時間がもったいないと思っている傾向が存在していると分かりました。実はこれも誤った考えであり、人間の道理に通らない事です。大法はまず、私達に良い人になることから始めるように要求していますので、私は自分の誤りが分かり、直ちに正しました。夫も次第に非難しなくなりました。

 二、 表面上で正しくても、自分の内に向かって探すべき

 例えば、夫はいつも些細な事で私にかんしゃくを起こします。私はべつに間違っていないのに、罵られても、殴られても心が動じないようになったと思っていても、どうしてこのような事がよく現れるのかと思っていました。しかしよく考えて見ると、私の心は夫に対する不満があって、他人と話したときに不注意でその不満を言ったため、夫が私の非を指摘してしまうわけです。私が不満を除いた後、彼もかんしゃくを起こさなくなりました。

 三、 もの事に当たって逃げない

 自分をよく反省すること。たとえば少し前のオリンピックの事で私は予想外に展開していました。もし以前の私ならば、間違いなく他の大法弟子の誰かが執着してこの結果をもたらしたと思うのです。

 師父は次のように法を説かれたことがあります。「次のことに注意してください。問題が現れたならば、責任を追及するのではなく、自分がどのように行なったかを見るべきです。誰が書いたのかも追究することなく、教訓をくみ取って、今後、注意をすることです」。(『精進要旨』「糾正」)。

 私は自分が間違ったことが分かって、もの事に当たって自分の非を探すようになりました。そして、自分がオリンピックについて執着が多く、たとえば予言を信じる、夢に執着するとさらに深く信じてしまうことに気付きました。またその他執着したこともあり、ここでは逐一言いませんが・・・。

 四、大法の中に身を置き、師父が問題を言及されたことは即ち自分の事だと自省する

 以前はとてもよくない癖がありました。それは学法及び普段の同修との付き合いで、いつも他人を見ていました。たとえば、師父がお話された嫉妬心はあの同修の事を指しているのです。恐怖心はあの同修の事で、人の観念が強い事はあの同修の事で、結局、他人は執着心がいっぱいだと思い、いつも他人の執着を指摘してあげるのは他人のためだと思っていました。実際は間違っていました。

 次に、師父の『時間との対話』の中の説法を挙げます。

 師:そうした人は古くからの弟子の中にもいます。 しかも、最もよく見られることで、彼らはいつも人間と比べ、彼ら自身の過去と比べていますが、各次元での法の要求に基づいて自らを量ることができていないのです。

 神:これらの問題はすでに非常に深刻になっていますが、彼らが相手のどうこうを見る時の目で、逆に自らを見ることができれば、と思います」。

 結局、私は次第に自分の観念を変えていくと、あの同修に嫉妬心があると発見すると、自分に照らし合わせてみて、自分にもひどい嫉妬心が存在していると気付きました。たとえば古い学習者に嫉妬したり、よく修煉している同修に嫉妬したりします。また、ある同修に恐怖心があると言えば、実は自分も恐怖心が強くて、毎回、脱党を勧めるときに、泥棒のようにビクビクします。いつも夫から精進していないと非難されているものの、私は今なお、三つのことを毎日堅持していません。発正念が一回抜けたり、5式の功法を全部しなかったり、忙しくて真相説明を怠ったりしてしまいます。私がこれらの心を取り除いた時、さらに周りをみるとすべて正常になったと感じ、他人も良くなって、夫も三つのことをし始めるようになりました。

 個人的な体得であり、妥当ではないところはご指摘お願いします。

 2008年9月10日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/1/185102.html