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衆生を救い済度する中で向上する


文/河北大法弟子

(明慧日本)私は臆病で口数も少ない、大人しくて内向的な性格で、学歴は低い方です。法輪功の修煉を通じて、師父は私の智慧を開いてくださりました。そして常人が悟れない理を悟れるようになりました。また、問題が現れると内に向かって探すことで、自らを向上させることが出来ました……。これより真相を伝えて、衆生を救い済度することについてお話をしたく思います。

 私の夫は修煉をしていない常人で、マージャン好きです。いつもは人の家でマージャンをしています。しかし、ある期間、私の家に夫のマージャン仲間が遊びに来ることがありました。私は正直なところ、とても嫌な気分でした。しかし、「これは真相を伝え、衆生を救い済度する機会ではないか」と私は考えました。

 法輪功を修煉する人は「真・善・忍」に基づいて行動し、善い人になり、善いことをします。反対に、中国共産党政権はどのように法輪功に関してねつ造を行い、法輪功修煉者を迫害するのでしょう? まず、中共は言ったことを守りません。法律では信仰の自由について規定しています。ところが実際には、法輪功を煉功することさえ許してはいないのです。また法輪功修煉者を迫害して、三千人の修煉者を死に致らしめました。「人を殺せば命で償わなければならない」……これは昔から言われてきたことです。しかし、中共は天・地・神・佛に逆らって、「無神論」を唱えています。そのため、文化大革命では人を扇動して、佛像や寺を破壊してきました。それだけではなく、今では「真・善・忍」を固く信じる佛法の修煉者まで弾圧しているのです。中共は「天安門焼身自殺」をでっち上げることで、真相を知らない人を扇動するよう企みました。また過去には、前述の文化大革命を起こし、悠久の中華民族五千年の文化を破壊してきました。そして敵意と暴力で、善なる人々をひどく苦しめたのです。私はこの文革の時に、足が短かめの老人が大勢の人に殴られて、直立したまま眠らせてもらえなかったのを目の当たりにしています。夫のマージャン仲間には、この文革の時の話もしてあげました。

 ……この一ヶ月くらいで、真相を伝えて三退を勧めた人数は、全部で60人になります。この期間、師父は法をもって私の智慧を開いてくださったのです。というのも、『明慧週刊』の同修が書いた経験談によって、師父が私に考える筋道を与えてくださったからです。そのことがあって、私は心の内から真相を伝え、三退を勧める過程について経験談をまとめたく思いました。同修に少しでも参考にしてもらえたら、どんなによいだろう……このように考えたのです。また文章にまとめることは、そのまま自らの向上にもつながります。

 当初、私は真相を伝えることについて、かすかな怖れを自分の中に感じていました。しかし、「真相を伝え、三退を勧め、衆生を救い済度することは師父がおっしゃったことではないか」……このように思うと、怖れる気持ちも直ちに消えました。私は師父の法がいつも耳のそばで聞こえるように感じています。また、師父が身をもって弟子のそばで励まし、見守ってくださるのを感じているのです。

 ある時、一人の中共党員の女性に真相を伝えました。この中共党員は、話すら聞いてはくれませんでした。この党員は、村長に報告をしました。そのとき私は「自分は最も正しく、最も善いことしているのだから、怖がる必要などない」と思いました。私は「これはむしろ真相を伝えるよい機会ではないか、彼らはまだ知らないだけなのだ」と、このように考えたのです。そして車を借りて村に行き、村長を探し当てて、真相を伝えました。「私たちが修煉しているものは佛家の修煉大法です。『真・善・忍』を修煉することで、より善い人になるわけです。大法を守る人には善なる報いがあります。逆に、大法を破壊する者には悪しき報いが当然あるのです………」 結果、彼らは上長への報告を中止しました。そして真相を理解し、三退した幹部たちが家まで私を送り届けてくれたのです。私は師父の慈悲と御加護に改めて感謝すると共に、師父が常にそばにいらしゃることを感じました。このように臆病で口数も少ない、大人しくて内向的な私が、怖れる心を根本から取り除くことが出来たのです。

 三退を勧めるときには自然に任せて、やれるところまでやりました。ある日のこと、昔、知人だった局長のことをふと思い出したのです。私は車を借りて、この局長の家まで行きました。そして家族全員に真相を伝えたのです。中共が起こした大法弟子の迫害から臓器狩りまで、そして文化大革命から天安門事件まで……。局長の家族には、文革で八千万人の命が犠牲になったことも話しました。「……では一体、誰がこの報いを受けるのでしょう? 当然、中国共産党なのです。神は絶対に中共を許しません。天が中共を滅するのです。──あなたたちがどうか御無事でありますように──私はそのために、ここに来たのですよ」 私はこのように話しました。私の話を聞くと、局長とその奥さんはこれに同意して、中国共産党の党員を脱退しました。教師をしている奥さんはこう言いました。「わたしは絶対、嘘は言わないんですよ。あなたは遠路はるばるこの地を訪れて、私たちを救ってくださいました。私たちは絶対、あなたのことを信じていますからね」 私はこう答えました。「私のことはよいのです……。それよりも師父を信じることですよ。なぜならば、師父は大法を伝えに来て、済度してくださるお方だからです……」


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/7/185460.html