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秦皇島で迫害を受けている子どもたち

(明慧日本)1999年7.20以後、中国共産党は法輪功への迫害を始めてから、今年で9年目になった。明慧ネットの資料によると、もう3000人(名前が確認できる限り)以上の人が迫害により死亡した。数十万人の法輪功修煉者は不法に監禁され、労働教養を科され、不当に判決された。また、100万人以上の法輪功修煉者は仕事を失い、放浪生活を余儀なくされた。子供たちも母の愛、父の愛を失って、幼い心を傷つけられ大きなダメージを受けた。

  誰が彼らの母を奪ったのか?

  2000年、王毓瑪ちゃん(12)、弟・王毓典ちゃん(6)の母親・張志彬さん(32)は唐山開平労働教養所で迫害を受け死亡した。王毓瑪ちゃんの母親・張志彬さんは、青龍県商業局百貨店の店員だった。真相を伝えたため、4回不法に拘留された後、不法に労働教養を科され、2000年12月、唐山開平労働教養所で迫害を受け死亡した。

  張志彬さんは青龍県留置場に不法に拘留期間中、長時間、手かせと足かせをかけられ、氷の上に伏せらされた。そのため、手の骨と肉はすべて蒼白になり、最後は黒く固い塊になった。開平労働教養所で張さんは電気ショックとメッタ打ちの迫害を受けた。張さんの遺体は胸と腕の多くが紫黒色になり、腰のところに2つの針穴があった。労働教養所と青龍県中共関係者の脅しのため、家族は今まで上告できなかった。張さんが拘留されていた期間、王毓瑪ちゃんと弟・王毓典ちゃんは祖母に面倒をみてもらっていた。しかも、張さんが他界した後、77歳という高齢の祖母は、打撃に耐えられない中で、夫と一緒に2人の孫の面倒をみている。

  誰が彼女の大学の進学チャンスを奪ったのか?

  彼女は法輪功修煉者・郭洪山さんと孫玉鳳さんの娘である。以前、父・郭洪山さん(元耀華公安処の職員)は脳の神経衰弱、腎臓欠損症を患っていた。母・孫玉鳳さん(元秦皇島電機機械場の職員)も頭痛、リウマチ様関節炎、内分泌疾患、低カリウムなどの病気を患っていた。夫婦は長期に体が弱く、元気もなかった。薬を飲んでいるため生活も苦しかった。郭洪山さん夫婦は法輪功を修煉し始めてから、病気が完治し家族も幸せになった。

  迫害により、秦皇島公安交通支局の人から何度も自宅と職場にまできて私生活を侵害された。2001年3月、母・孫玉鳳さんは圧力に耐え切れず、精神疾患になった。同年5月、父・郭洪山さんは強制連行され、長期に不法拘留された。郭さんは7、8人の警官に手枷をかけられ、その上、ベルトで酷く叩かれた。さらに、性的屈辱も加えられた。8時間も続き、足の裏側、外側、尻すべて紫色になり、鉄椅子に嵌められることが5日間も続いた。

  2001年末、母・孫玉鳳さんは精神病院に連行され、10カ月間、拘留された。2002年7月、父・郭洪山さんは7年間の不当判決を科された。

  両親が拘留されていた間、彼女は一人で暮らした。高校生の時、精神と心の傷がひどく大学進学試験の時にも一人で行った。その時の彼女の気持ちがどんなだったかお分かりだろうか? 2003年に入学試験に受かっても、お金がないため仕方なく進学を断念した。

  1歳から不法に拘留された女の子

  郭月童ちゃん(女児)は、昌黎県中庄人で、2001年に生まれ。両親は法輪功修煉者。月童ちゃんは監禁、恐喝、家財の没収のなかで成長した。

  郭月童ちゃんは生まれる前、父が連行され、留置場に不法に拘留された。母も上京し真相を伝えたため連行された。1歳の郭月童ちゃんは母と一緒に留置場に拘留された後、思想改造施設に監禁された。警官は母を殴る時、授乳も許さず、郭月童ちゃんは1年半、不法に拘留された。

  釈放されたばかりの時、父・郭玉亭さんは再度、強制連行され迫害のためその時は両足がもう不自由になっていた。2006年5月、警官は再び家財を没収し、3人を連行した。2008年8月4日、昌黎城郊区支局の警官は郭月童ちゃんの自宅に行き私生活を侵害し、家財を没収した。父・郭玉亭さんも強制連行され、2日後、父は釈放されたが、「家から出てはいけない」と脅威され仕事もできなくなった。

  オリンピック期間の迫害

  オリンピックの期間、秦皇島の中共関係者は治安を守るという名目で、法輪功修煉者を強制連行し、彼らの子供も耐えるべきではない苦痛を受けた。

  5月11日、12日、秦皇島開発区の李微さん、余シェンさん夫婦は強制連行された。また、ある法輪功修煉者が彼らの5歳になる子供を保護したため、私生活を侵害された。

  6月15日、昌黎県の法輪功修煉者・胡日梅さんは強制連行され、3歳の娘は今祖母に保護されている。胡日梅さんはまだ昌黎県の留置場に拘留されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年9月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/9/185582.html